没後40年 鴨居玲展 見えないものを描く

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
 「人間とは何か」を描き続け、戦後の奇才と称された鴨居玲(1928-1985)。金沢美術工芸専門学校(現 金沢美術工芸大学)で宮本三郎に師事し、フランス、ブラジル、イタリアそしてスペインなど様々な国を巡るなかで「おばあさん」「酔っぱらい」などのモティーフに出会い、自身の画風を確立させていきました。自身にとって「写実」とは見えないものを描くことであるとし、人間の内面、己の理念を人物像などのモティーフを通して描き出した鴨居。
 本展では、自画像の画家と呼ばれた鴨居の初期から晩年までの「自画像」、スペイン滞在時に生まれた「酔っぱらい」、帰国後に新たな挑戦として取り組んだ「女性像」、信仰に対する問を表現した「教会」など、これら鴨居芸術において重要な要素であったモティーフに着目し、鴨居が描こうとした人間の心と心の関係、鴨居の芸術像を紹介します。また、『週刊読売』で連載された、陳舜臣のエッセイ『弥縫録 中国名言集』のために手掛けた挿絵原画の一部も展示します。


《ギャラリートーク》
■会場:美術館「えき」KYOTO
■日時:2025年6月14日(土) 14:00から
■講師:長谷川智恵子氏(笠間日動美術館副館長・株式会社日動画廊代表取締役副社長)

※各回約30分。マイクを使用し、会場内を移動しながらお話しいただきます。
※事前申込不要。ご参加には美術館入館券が必要です。
※混雑した場合は、入館制限をさせていただく場合がございます。

イベント情報

日時
2025年5月30日(金)~ 2025年7月6日(日)
10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)
会期中無休
場所
[下京区]
美術館「えき」KYOTO
〒600-8555
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
ジェイアール京都伊勢丹7階隣接

JR、近鉄、京都市営地下鉄烏丸線「京都駅」下車すぐ
料金
一般 1,100円
高・大学生 900円
小・中学生 500円

※高・大学生の方は学生証をご提示ください。
※「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。
URL
https://www.mistore.jp/store/kyoto/museum/event_list/event07.html
主催
美術館「えき」KYOTO、京都新聞
問合せ先
TEL:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹 大代表)
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。