家づくりをはじめる人のためのワークショップ in 京都 「模型で考える 土地から間取りまで」

ジャンル
  • その他
形 態
  • ワークショップ
家づくりをはじめる人のためのワークショップ「模型で考える 土地から間取りまで」は、これから実際に家づくりをはじめる人向けに、土地の長所を生かした住宅配置や部屋の間取り、家具のレイアウトなどの実践的な視点を模型を使いながら建築家から学ぶ、建築倉庫オリジナルプログラムです。

建築模型は、実物大の建物を小さなスケールで再現し、全体像や空間の配置を直感的に理解するための重要なツールです。平面図や文字情報だけでは捉えきれない、建物と環境との関係や空間性を感じ取り、設計の意思疎通を深める役割も担います。この特性を活用して、家づくりに必要な視点や知識を、模型を使いながら体験的に理解することができます。

講師は建築家・田中正洋氏と、建築倉庫ディレクターであり建築家の近藤以久恵が担当し、家づくりに不可欠な視点や知識を、模型を使いながらレクチャーします。

ワークショップを通して、土地の長所を生かした住宅配置や、窓の開け方、間取りから家具のレイアウトまで、具体的なテーマを掘り下げます。さらに、家づくりに必要な土地の制約条件や建築基準法などの専門知識も学びます。

家づくりを考えている方々へ、理想の住まいを実現するための学びを、模型をつかって分かりやすく提供します。

本プログラムは、これまで東京・品川のWHAT MUSEUM 建築倉庫にて開催してきましたが、この度、はじめて京都にて出張開催をします。また、通常4日間で実施している4つのテーマを学ぶカリキュラムを、1日で体験できるよう再構成した特別プログラムとなっております。

関西圏にお住まいのみなさまのご参加を心よりお待ちしております。

【開催概要】
日時:2025年11月29日(土)9:30 ~ 17:30
会場:TERRADA ART STUDIO 京都
募集人数:10組(1組2名まで)※先着順
参加費:25,000円(税込)
持ち物:飲み物・お弁当(ランチ)・筆記用具
講師:田中正洋(建築家)
   近藤以久恵(建築家・建築倉庫ディレクター)

【プログラム内容】
▷ 1 「模型で考える!土地の制約条件」
土地には、建築基準法や隣の建物との関係など、さまざまな条件があります。模型を使い、敷地に関わる制限を視覚的に捉えながら、土地の制約条件について学びます。

▷ 2 「模型で考える!土地のポテンシャル」
土地には、それぞれの長所があります。周囲の環境との関係に目を向け、模型に手すりやバルコニー、庭、窓などを配置しながら、土地の長所を最大限に引き出す方法を学びます。

▷ 3 「模型で考える!自由な間取り」
リビングや寝室といった、部屋の機能に応じて平面図で間取りを考えるのではなく、模型を用いて立体的に間取りを考えることに取り組みます。普段意識していなかった空間の豊かさや可能性を発見し、より自由に住空間をイメージすることができます。

▷ 4 「模型で考える!部屋の使い方」
机や椅子、ベッド、キッチンといった家具や設備、人などを住宅の模型のなかに配置し、スケール感をつかみながら、ライフスタイルに合った部屋の使い方を考えます。

<当日のスケジュール(予定)>
11月29日(土)
9:30 ー 9:40  はじめに
9:40 ー 11:10  1. 土地の制約条件
         (休憩10分)
11:20 ー 12:50 2 .土地のポテンシャル
         (お昼休憩 60分)
13:50 ー 15:20 3.自由な間取り
         (休憩10分)
15:30 ー 17:00 4.部屋の使い方
17:00 ー 17:30 総括
17:30 終了

【講師プロフィール】
■ 田中正洋(たなか まさひろ)氏
行為資源開発一級建築士事務所代表。RENO OIL WORKSHOP COMMUNICATIONSのメンバーとして身の回りの素材を塗料にする活動も行う。2023年より建築倉庫チームと一緒に建築模型ワークショップを企画&開催。日本工業大学・桑沢デザイン研究所非常勤講師、東京工業大学大学院修了。

<田中氏コメント>
サッカーでも野球でも、ルールや戦術が分からなければスポーツ観戦は十分に楽しめません。家づくりも同じです。設計は設計者が行うにしても、それらは分かっていた方が楽しめます。家づくりの場合、ルールや戦術に該当するものには、建築の法律、土地の読み方、限られた気積の活かし方などがあります。それらを深く理解するのは難しいですが、建築模型を使えば、その勘所に少しだけ触れることならできます。それが有るのと無いのとでは、設計の楽しさや提案された計画の理解度は大きく変わってきます。このワークショップを通してみなさんの家づくりの楽しさが倍増したら嬉しいです。

■ 近藤以久恵(こんどう いくえ)
2018年より建築倉庫ミュージアム副館長、2020年WHAT MUSEUM 建築倉庫ディレクターとして、2024年開催の企画展「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」をはじめ、「ガウディをはかる-GAUDI QUEST-」(2019年)、「構造展-構造家のデザインと思考-」(2019年)、「謳う建築」(2020年)、「建築模型展」(2022年)など展覧会の企画キュレーションを行う。近藤以久恵建築事務所主宰。建築設計と並行して、建築領域の可能性を拓く学びの場に携わる。

<近藤コメント>
家づくりをはじめようとしているみなさま、どんな土地が良いのか?その土地にはどのような大きさの住宅がたてられるのか?わからないことが多いですよね。大切なご家族の家づくり、ご自身で納得しながら、進めていきたいと思われているのではないでしょうか?このワークショップは、土地の長所を生かした住宅配置や家の規模感、窓のあけ方、間取りから家具の配置まで、模型を使って学び体験できる、本格ワークショップです。模型をつかうことで、より分かりやすく立体的に理解しながら、ご家族の理想にあった住まいをつくるヒントを掴むことができます。

イベント情報

日時
2025年11月29日(土)
9:30~17:30
場所
[下京区]
TERRADA ART STUDIO京都
〒600-8601京都府京都市下京区下之町57-1
京都市立芸術大学 キャンパス内 A棟6階 コミュニティスペース

JR「京都」駅、地下鉄「京都」駅から徒歩6分
料金
25,000円(税込)
※1組2名までの料金になります。ご夫婦やパートナーと大人二人のペアでご参加いただくことも可能です。
URL
https://what.warehouseofart.org/events/iezukuri_workshop_kyoto/
チケット/申し込み
ArtStickerにてイベントチケットをお申し込みください。
https://artsticker.app/events/94812

※詳細はお申し込み後、チケット購入時にご登録いただいたメールアドレスに追ってご案内をお送りさせていただきます。
※購入後のキャンセルは原則受け付けておりません。
※ワークショップへの参加は購入者に限ります。第三者への譲渡はご遠慮ください。
※個人の家づくりを目的としない同業者の方の視察目的でのご参加はご遠慮ください。
主催
WHAT MUSEUM 建築倉庫https://archi-depot.com/
問合せ先
WHAT MUSEUM 建築倉庫
info.what@terrada.co.jp
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。