玉田玉秀斎の「京都がたり」第14回　講談『安倍晴明 平安の守り人』

◆◆京都源流の講談の名跡・玉田玉秀斎（四代目）が京都を舞台に読む講談「京都がたり」シリーズ◆◆

陽あるところ陰があり、 陰あるところ、陰陽師あり。
木火土金水（もっかどごんすい）に理あり。

最新知識とその法により、平安をもたらした安倍晴明に迫る！

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今、改めて注目されている平安時代。
その時代は鬼や怨霊、狐狸、妖怪が京の町に跳梁跋扈（※1）していました。
日本で独自の進化を遂げた「陰陽道」は占術と呪術をもって災厄や疫病と戦い、また、式神を自由に使いこなしたと言われています。
その中で、日本史上屈指の陰陽師として語り継がれる安倍晴明。

安倍晴明がどのようにして生まれ、どのように都に上がり、いかにして天文博士・陰陽頭となり平安の守り人となったのか。

明治・大正期に大活躍した神道講釈の一門、玉田家に残る安倍晴明伝に新たな物語を加え、四代目 玉田玉秀斎が語る！

※1　跳梁跋扈（ちょうりょうばっこ）…思うままにのさばり、勝手な振る舞いをすること

〈出演〉玉田玉秀斎、旭堂南雲



【四代目 玉田玉秀斎】
幕末、京都を拠点に活躍した神道講釈師・玉田永教の流れを汲む玉田家は『菅原天神記』『安倍晴明伝』『猿飛佐助』『真田十勇士』などを世に広めた一門。当代・玉秀斎はロータリー交換留学生としてスウェーデンに留学中、逆に日本に興味を持ち、2001年、四代目旭堂南陵へ入門。2016年、四代目玉秀斎を襲名。
ブラジルでのポルトガル語講談、ラスベガスでの英語講談やジャズやアコーディオン等との音楽コラボ講談、地域に残る物語に光を当てる“観光講談”に力を入れ、ホームレス経験者への取材を元にしたビッグイシュー講談など創作も多数。
FM大阪『天才的なバカになれ！』毎週日曜放送中。 2024年3月三重大学大学院・人文社会科学研究科修士課程「忍者・忍術学」コースを修了。2024年4月和歌山大学大学院・観光学研究科博士課程にて忍者・漫遊記について研究中。