没後120年 エミール・ガレ展 美しきガラスの世界

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
 産業革命を経て、工業化が進む19世紀から20世紀初頭のヨーロッパで花開いた「アール・ヌーヴォー(新しい芸術)」。その中心的人物として、ガラス工芸を芸術の域にまで高めたのが、フランスのガラス工芸家エミール・ガレ(1846-1904)です。ドイツ留学後にフランスのマイゼンタールでガラス技術を習得。故郷のロレーヌ地方ナンシーに戻ってからは、父親の事業に加わり、ガラス、陶器の製造管理をはじめ、商品開発やデザインなど芸術的指導を任されます。

 植物学者でもあったガレは、自然観察、植物学、生物学の知識を活かし、花々や昆虫などの生き物をモチーフに、自然美と生命の輝きをガラス工芸で表現しました。また、ジャポニスム(日本趣味)にも大きな影響を受け、日本美術との出会いにより、鷹や松など日本らしいモチーフをデザインに取り入れ、様々な技法で独自の世界観を創り出しました。1889年、1900年のパリ万国博覧会ではグランプリを受賞し、国際的評価を得、ガレの作品は一躍人気となります。1901年には「産業芸術地方同盟(ナンシー派)」を設立し、工芸の発展に貢献しました。
 本展は、没後120年となるガレの偉業を、約70点の美しいガラス作品で振り返ります。

<ギャラリー・トーク>
 ■日時:2024年11月22日(金)10:30から/14:00から
 ■会場:美術館「えき」KYOTO
 ■講師:鵜飼敦子氏 (美術史家/ジャポニスム学会理事)
 ※各回約30分。マイクを使用し、会場内を移動しながらお話しいただきます。
 ※事前申込不要。ご参加は無料ですが、美術館入館券は必要です。
 ※混雑した場合は、入館制限をさせていただく場合がございます。


※展示作品やイベント内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。

イベント情報

日時
2024年11月22日(金)~ 2024年12月25日(水)
10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)
会期中無休
場所
[下京区]
美術館「えき」KYOTO
〒600-8555
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
ジェイアール京都伊勢丹7階隣接

JR、近鉄、京都市営地下鉄烏丸線「京都駅」下車すぐ
料金
一般 1,100円(900円)
高・大学生 900円(700円)
小・中学生 700円(500円)
※高・大学生の方は学生証をご提示ください。
※( )内は前売料金。「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。

■前売券:
【販売期間】2024年10月12日(土)~2024年11月21日(木)
【販売場所】
美術館チケット窓口(休館日を除く)
チケットぴあ
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2431911&rlsCd=001&lotRlsCd=
ローソンチケット
https://l-tike.com/order/?gLcode=52022
URL
https://www.mistore.jp/store/kyoto/museum/event_list/event02.html
問合せ先
TEL:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹 大代表)
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。