このたび一般社団法人HAPSでは、「もぞもぞする現場 3 - 芸術と障害にかかわるひとたちの、アセンブリー」(文化庁委託事業「令和6年度障害者等による文化芸術活動推進事業」)を開催します。
「もぞもぞする現場」は、芸術と障害disabilityについて、障害者・アーティストをふくむ私たち自身が、「そもそも」のところから考え、話すための場所として2022年度にスタートしました。
3年度目をむかえた今回は、さまざまな美術館で「美術館をおもしろくしたい!」とがんばっている方々をお招きしつつ、実際の展覧会場で「こうだったらいいな」を少しずつ実践させてもらいながら、〈未来の美術館〉についてさらに具体的に考えていきます。
障害者にとっても、アーティストにとっても、あらゆる人びとにとっても「おもしろい美術館」とは何か? どうしたら、どんなふうに、誰が美術館を変えて行けるのか? 美術館やギャラリーの協力のもと、実験を繰り返しながら、〈未来の美術館〉現実化への道をたどります。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
<開催概要>
期間|2024年9月―2025年1月 全8回
会場|京都市立芸術大学、京都市京セラ美術館、みずのき美術館、アトリエみつしま 他
料金|無料 ※入館料、各会場までの交通費、昼食代は各自負担となります。
定員|各回20名程度 ※事前申込制
●昨年度までの活動(簡易報告ウェブサイト)
https://haps-bunka.space/mirai/
\\「もぞもぞする現場3」スケジュール//
【Meet up ①】京都市京セラ美術館ラーニング・プログラムのお話をきく+館内見学
日時|2024年9月15日(日)14:00~16:00
場所|京都市京セラ美術館
講師|藤田龍平(京都市京セラ美術館ラーニング担当、美術家)
【Meet up ②】横浜美術館教育普及プログラムのお話をきく
日時|2024年10月13日(日) 14:00~16:00
場所|京都市立芸術大学 カフェ・コモンズ(C棟3階)
講師|瀧口桃(横浜美術館教育普及グループ エデュケーター)
【Meet up ③】 Meet up ①②を受けとめて、みんなで話す
日時|2024年10月26日(土) 14:00~16:00
場所|京都市立芸術大学 カフェ・コモンズ(C棟3階)
【Meet up ④】みずのき美術館の展覧会場で、もぞもぞしてみる
日時|2024年11月4日(月・休)10:00~15:00
場所|みずのき美術館/障害者支援施設みずのき
ナビゲーター:阪本結(美術家、「もぞもぞする現場」言い出しっペメンバー)
※みずのき美術館の入館料が別途必要です。(大人400円、高大生200円、障害者手帳をお持ちの方と付添人1名無料)
【Meet up ⑤】Meet up ④までを受けとめて、みんなで話す
日時|2024年11月23日(土・祝) 14:00~16:00
場所|京都市立芸術大学 カフェ・コモンズ(C棟3階)
ゲスト|光島貴之(美術家、アトリエみつしまオーナー)
【Meet up ⑥】空っぽのアトリエみつしまで、もぞもぞ話す
日時|2024年12月7日(土) 14:00~16:00
場所|アトリエみつしま
ゲスト|光島貴之
【Meet up ⑦】Meet up⑥をふまえて、展覧会場ですこし実践させてもらう #1
日時|2024年12月21日(土) 13:30~16:00
場所|京都市美術館別館 他
ナビゲーター|今村遼佑(美術家、「もぞもぞする現場」言い出しっペメンバー)
【Meet up ⑧】Meet up⑥をふまえて、展覧会場ですこし実践させてもらう #2
日時|2025年1月18日(土)14:00~16:00
場所|京都市立芸術大学ギャラリー@KUA(C棟1階)
ナビゲーター:阪本結(美術家、「もぞもぞする現場」言い出しっペメンバー)
------
主催|文化庁、一般社団法人HAPS
共催|京都市立芸術大学
制作|一般社団法人HAPS
協力|京都市、art space co-jin、みずのき美術館
言い出しっぺ|
佐藤知久(言葉を見つける人)、小山田徹 (綾なす人)、今村遼佑 (想う人)、阪本結 (手を伸ばす人)、中川真 (耕す人)、内山幸子 (醸す人)、舩戸彩子 (探る人 ※お休み中)
公立美術館のエコロジー:障害者等の文化芸術活動の可能性を拡張し、共生社会実現のための象徴空間のあり方を可視化する:未来の美術館構想講座事業(文化庁委託事業「令和6年度 障害者等による文化芸術活動推進事業」)