Kansai Studies は、フェスティバルが根ざす関西圏を対象としたリサーチプログラム。アーティストの視点で地域の文化や風土をフィールドワークすることで、未来の芸術表現を豊かにする「原石」を掘り起こしていくものだ。第 3 期となる 2024年度は 3 名のリサーチャーが現在、各自が設定したテーマでフィールドワークを行っている。
3人のリサーチ中に起こったあらゆる出来事や発見、思考はテキストや映像で記録され、特設ウェブサイトで随時公開・アーカイブされ、未来の企画やクリエイターのためのナレッジベースとなっていく。観察やリサーチを通して、身近なものやコトを感性豊かに、解像度高くとらえる実践は、観客であるわたしたちの「ものの見方」にも、きっと新たな気づきや刺激を与えてくれることだろう。フェスティバル会期中には、リサーチの経過報告を兼ねたパブリックイベントを開催する。
2024 年度リサーチャー / リサーチテーマ(五十音順)
石川琢也「詩的なテクノロジーとしてのパーティ、職能、空間について」
内田結花「ニュー・フィールドワーク京都編」
前田耕平「『あわいの島』動物園をめぐる話」
* 会期中のパブリックイベントは、KYOTO EXPERIMENT ウェブサイト及び Kansai Studies 特設サイトにて後日お知らせします。
Kansai Studies 特設サイト
kansai-studies.com