玉田玉秀斎の「京都がたり」第13回 講談『祇園祭発祥の地 神泉苑と龍神伝説』

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◆◆京都源流の講談の名跡・玉田玉秀斎(四代目)が京都を舞台に読む講談「京都がたり」シリーズ◆◆

京の夏の風物詩「祇園祭」発祥の地・神泉苑―
そこに残る、龍にまつわる伝説と祇園祭の起源となった物語を、玉田玉秀斎がまるで「見てきたように」語ります。
今回は玲月流初代・篠笛奏者 森田玲さんの演奏との特別コラボ講談です。
さらに祭研究者でもある森田さんと玉秀斎による祇園祭についてのお話も合わせてお楽しみください。

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空海と守敏―因縁の雨乞い対決から1200年
時は824年。日本中が日照りに悩まされ、淳和天皇は空海と守敏に「雨乞いの祈祷」の勅命を出されました。
その両者の対決の地こそが、神泉苑。

祇園祭の起源とは――
空海の勝利により、以後祈りの場となった神泉苑。人々の心の拠り所となりました。
863年、そんな中起こった疫病の蔓延。こうして、神泉苑で御霊会が行われました。
しかし、その後も地震や富士山の噴火など、全国でさらなる災害が続きました。
「日本の国の数である66本の鉾を立て、祇園社から神泉苑に神輿を送り、厄払いをしよう」
この祇園御霊会(869年)が後の祇園祭となるのです。

それでは、スペシャルコラボでお届けする『神泉苑と龍神伝説』をどうぞ、お楽しみに!

(玉田玉秀斎)


【四代目 玉田玉秀斎】
幕末、京都を拠点に活躍した神道講釈師・玉田永教の流れを汲む玉田家の四代目。玉田家は『猿飛佐助』『霧隠才蔵』『真田十勇士』『菅原天神記』『安倍晴明伝』などを世に広めた一門。当代・玉秀斎は高校時代、ロータリー交換留学生としてスウェーデンに1年間留学。そこで逆に日本に興味を持ち、帰国後、四代目・旭堂南陵に偶然出会い入門。
ブラジルでのポルトガル語講談、ラスベガスでの英語講談など海外公演、ジャズやアコーディオン等との音楽コラボ講談、地域に光を観せるご当地観光講談、ホームレス経験者への取材を元にしたビッグイシュー講談など創作多数。
FM大阪『天才的なバカになれ!』毎週日曜放送中。
2022年4月より三重大学大学院・人文社会科学研究科修士課程「忍者・忍術学」コースにて忍者を研究中。

【 玲月流初代・篠笛奏者 森田 玲】
1976年大阪生まれ、京都在住。
透明で艶のある音を練り、独奏や二重奏、和太鼓との共演で、その魅力を発揮する。ドレミ(西洋12平均律)の横笛が席巻する中、日本の音を大切にし、古典調と邦楽調(唄用)の篠笛にこだわって演奏を行なう。神賑(かみにぎわい)という独自の視点と民俗学的な手法で日本各地の祭文化を紐解く。(株)篠笛文化研究社代表。京都大学農学部森林科学科卒。関西学院大学大学院社会学研究科修士課程卒(民俗学)。文化庁芸術祭新人賞受賞。京都市芸術文化特別奨励者。
Webサイトhttps://reigetsu-shinobue.jp/

イベント情報

日時
2024年6月8日(土)
13:00開演
※開場は開演の30分前
場所
[下京区]
京都劇場
京都市下京区烏丸通塩小路下ル京都駅ビル内

JR京都駅「中央改札口」より徒歩すぐ
料金
前売2,500円・当日3,000円(全席自由・税込)【定員100名】
※未就学児の入場はご遠慮願います。
URL
https://www.kyoto-gekijo.com/performance/2024/kyotogatari13.html
チケット/申し込み
【一般発売 2024年3月16日(土)】

・京都劇場オンラインチケット(要会員登録・登録無料)
https://www.kyoto-gekijo.com



・京都劇場 電話予約
TEL:075-341-2360(10:00~18:00)
※予約後郵便振替にてご入金いただきます。チケット代のほかチケット郵送代(370円)と振込手数料が必要です。
主催
京都劇場
問合せ先
TEL 075-341-2360(10:00~18:00)
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。