巨匠たちの学び舎 日本画の名作はこうして生まれた

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
2023(令和5)年、京都市立芸術大学はキャンパスを京都駅東部へ全面移転しました。京都市立芸術大学は、1880(明治13)年に京都府画学校として開校して以来、何度も校地を移転しながら歴史を重ねており、今回もまた新たな歴史の1ページとなります。

京都の画家たちが、日本画の将来を託して紡いだ学校の歴史。竹内栖鳳、山元春挙などが教壇に立ち、土田麦僊、村上華岳、小野竹喬ら数多くの画家が学びました。その後巨匠となり、京都画壇に燦然と輝いた画家たちの若き日の挑戦や、また教員となった画家たちが京都の代表として矜持をもって制作した作品は、学校の歴史とともに存在します。

本展では、大学の前身である京都府画学校や美術工芸学校、絵画専門学校など近代における歩みを資料によって振り返り、それら学び舎が育んだ日本画の名作をご紹介します。

【展覧会のみどころ】
1)40人以上の有名画家を一堂に紹介
学校時代に、悩みながら制作した卒業制作や画壇デビュー作といった初期作と、評価を高くした充実期の代表作が並ぶ貴重な機会です。

2)豊富な資料で美術学校を紹介
明治~昭和の美術学校ってどんなところ?
学生生活や教育に関する資料を展示し、近代美術教育についても深堀りします。

【主な出展作家】
竹内栖鳳、菊池契月、木島桜谷、都路華香、村上華岳、土田麦僊、小野竹喬、堂本印象、徳岡神泉、山口華楊

前期|10月11日(金)~11月17日(日)
後期|11月19日(火)~12月22日(日)
 ※期間中、一部展示替えあり


画像:中村大三郎《ピアノ》 1926年 京都市美術館蔵

イベント情報

日時
2024年10月11日(金)~ 2024年12月22日(日)
10:00~18:00(最終入場は17:30まで)
月曜日(祝日の場合は開館)
※期間中、一部展示替えあり
場所
[左京区]
京都市京セラ美術館 本館 南回廊1階
京都市左京区岡崎円勝寺町124

電車:地下鉄東西線「東山駅」より徒歩約8分、京阪「三条駅」・地下鉄東西線「三条京阪駅」より徒歩約16分
バス:「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
詳細はこちらからご確認ください。
https://kyotocity-kyocera.museum/access

料金
・一般:1,800円(1,600円)
・高校・大学生:1,300円(1,100円)
・京都市内在住・通学の高校生、中学生以下無料
 ※価格はすべて税込み
 ※( )内は前売、20名以上の団体料金
 ※障害者手帳等ご提示の⽅は本人及び介護者1名無料(学生証、障害者手帳等確認できるものをご持参ください)
URL
https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20241011-20241222
チケット/申し込み
予約不要ですが、混雑時はお待ちいただく場合があります。詳細は京都市京セラ美術館ウェブサイトをご確認ください。
https://kyotocity-kyocera.museum/
主催
京都市、毎日新聞社、京都新聞
問合せ先
京都市京セラ美術館 総務課
〒606-8344
電話:075-771-4334
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。