ジャンルや年代を行き来しながら、歴史の大きな流れをひも解いて、京都のアートの現在地を描き出します。現在の京都でわたしたちが目にするアートに、あまたの先人の想いや美意識は、どのように影響を与えているのでしょうか。
様々なテーマに沿ってアートシーンの変遷を紹介し、テーマごとにイントロダクションと複数のコラムを紹介します。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックを経験した私たちは、先人たちの乗り越えてきたさまざまな危機から、なにを学ことができるでしょうか。
この章では、コラム1〔美術館と第二次世界大戦〕、コラム2〔ダムタイプ|仲間と喪失〕、コラム3〔文化財の救出と修復|阪神・淡路大震災〕をご紹介いたします。
知っている人も知らない人も、とある場所と時間を共有する。そこには雑踏があり、声があり、音楽がある。カフェやクラブに集まり、響きに身体を潜め共通の記憶を刻んでゆく。
そこで生まれるカルチャーが、京都というまちに多様なレイヤーと奥深さをつくってきました。
知っている人も知らない人も、とある場所と時間を共有する。そこには雑踏があり、声があり、音楽がある。カフェやクラブに集まり、響きに身体を潜め共通の記憶を刻んでゆく。
そこで生まれるカルチャーが、京都というまちに多様なレイヤーと奥深さをつくってきました。
作品を観に行くならどこにいきますか?作品に出会えるのは劇場や美術館だけでしょうか。今では当たり前の美術館やギャラリーですが、作品はどんなところで発表され、人と出会ってきたのでしょう。
建屋からまちへ、公から個へ。思いのほかダイナミックな変遷がありそうです。