2024年 - 2026年度

E9 Next Generation Foundation - THEATRE E9 KYOTO5周年ファンドレイジングキャンペーン

ジャンル
  • 寄付・クラファン
主催者
一般社団法人 アーツシード京都


THEATRE E9 KYOTO開館5周年を記念して、舞台芸術の次世代(Next Generation)を応援することを目的に基金を設立します!

E9は、25年度に芸術監督職をあごうさとしから、20代の若き演出家村上太基氏(現E9芸術参与)にバトンタッチします。村上氏の1期目の任期25年-26年度にあわせて、24年度を含めた3年間の事業・運営にご支援をお願い申し上げます。

詳細はこちら>>> https://askyoto.or.jp/e9/ticket/next-generation-foundation

■基金の使途
・劇場利用料を廉価に維持するための経費の一部
・舞台芸術に関わる若手アーティストの創造支援
・舞台技術者の育成事業
・若手にバトンタッチする第2世代(2024年〜2026年)の3年間のE9の運営費の一部

■対象年度
2024年―2026年度

■目標金額
1000万円


直接支援の他に【寄付金控除型のクラウドファンディング】【ふるさと納税の制度を利用した京都祭コインを通じたご支援受付】も開始いたしました。詳細は下記受付サイトをご確認ください。

【寄付金控除型のクラウドファンディング】
https://readyfor.jp/projects/THEATRE-E9-KYOTO2024

【ふるさと納税の制度を利用した京都祭コインを通じたご支援受付】
https://askyoto.or.jp/info/23763


|メッセージ|

「新しい公共」としての民間劇場
民間劇場であっても、劇場はそもそも公共的な場だと考えています。学校や病院や美術館、博物館と同じくらいにその特性はあると信じています。

E9は、2015年から17年にかけて、京都市内の5つの小劇場が閉館することを受けて、多くの個人・法人の皆様のご支援によって創設され、今に至っています。つまりE9は、特定の限定された個人または団体が利用するのではなく、多様なアーティストや市民が上演できる劇場であることが趣旨であります。それを実現すべく、主催事業・共催事業のほか、なるべく廉価で利用いただけるよう、定価料金より大幅に減免した提携公演の枠組みもあります。同規模の東京・大阪の劇場と比べても6割程度になっているかと思います。劇場利用料が廉価であれば、長く劇場を利用しやすくなり、以下のような、効果が期待されます。若いアーティストが利用しやすい。作品の完成度を高められる、実験的な取り組みが計画しやすい、上演回数を増やして集客につながる、安全管理が行き届く、など。

ただ、劇場の経営という観点からは、十分な収益をあげられず、上演を支える事務局の人件費と技術管理人件費も賄えないのが、これまでの実状です。

上記を前提条件に、主催事業・共催事業などを行い、より積極的なアーティスト支援あるいは作品創作や育成事業を行って参りました。

民間劇場の場そのものを支えるには、基本的には民間の自助努力が基礎となります。更なる経費削減、収益の確保など努力を重ねて参ります。その上で、次世代の創造環境を現状よりもアップグレードすべく、ファンドレイジングキャンペーンを始めました。次の新たな3年を、どうかお支えください。いつの日か、「100年の小劇場」となれるよう、末長いご支援とご協力を賜りますよう切にお願いを申し上げます。

THEATRE E9 KYOTO芸術監督 あごうさとし

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初めまして、村上太基といいます。
僕は2018年から、京都を拠点に活動する舞台芸術カンパニー、共通舞台で演劇をつくっています。
僕がサッカー少年だった頃、姉は演劇部部長をしていて、母はよく観劇に出掛けていました。
その姉と母が演劇について話しているのを盗み聞きしながら、この人たちはなぜこんなにも興奮しているのだろうかと不思議に思っていました。そしてその不思議に思う気持ちが、いつしか演劇に対する強い興味になっていったのです。
2015年、僕は初めて劇場に足を踏み入れました。当時の僕は何をしても楽しくない、何を食べても味がしない、という世界を感覚することができないような状態にありました。
しかし演劇が始まったその瞬間から、止まりかけていた心が再起動していくのが感じられたのです。なるほど。ずっと不思議に思っていた姉と母の興奮の正体は、もしかしたら、「生きる喜びを手にする興奮」なのかもしれないと思いました。
そして今、「生きる喜びを手にする興奮」と出会いたいという一心で演劇をつくっています。その出会いを実現させるためには、常に「そもそも」に立ち返り、「本来」を追求する姿勢が欠かせません。

芸術監督というかたちでTHEATRE E9 KYOTOに関わらせていただくことで、「そもそも劇場とは何か?」という問いを得られたように思います。
その問いには、「現代において、舞台芸術をどのように継承できるのか?」
というアクチュアルな課題も含まれているでしょう。
そしてその課題と向き合うには、舞台芸術の枠に囚われることなく、あらゆる知と様々な人々の物語に出会い、新たな継承という物語を協創していく必要があるように思います。
関わる人全てと協創することを目指す共通舞台の姿勢と、THEATRE E9 KYOTOの物語とが出会うことで、新たな物語が生まれることを期待します。
みなさまと舞台芸術のこれからを協創していけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

THEATRE E9 KYOTO芸術参与 村上太基

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■ご支援の申込方法
WEBサイトのチケットフォームを通じてお申し込みいただけます。
お申し込みの際は「クレジットカード払い」をご選択ください。
ご記入いただいた住所宛にグッズ等を送付いたします。

銀行振込を希望される場合は、件名を「E9基金 銀行振込」とし、
下記のメールアドレスまで「お名前・ご住所・ご希望のコース」をご連絡ください。

※ ご支援いただいたお金は、いかなる場合(例えば「基金の使徒」に記載しているプランの全部または、一部が実施できなかった場合など)においても、ご返金はできません。予めご了承ください。
※ホームページ・銘板に記載するお名前については、公序良俗に反するもの、機種依存文字を含むものは不可となります。


お問い合わせ
一般社団法人アーツシード京都 
e9_fund@askyoto.or.jp
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