京都市文化芸術総合相談窓口[KACCO]には、これまで多くの文化芸術関係者からの相談が寄せられてきました。このゲスト相談員シリーズは、通常の相談ではなく、その時その場でその相手にしかできない「対話」を可能にする、1日限定のイベントです。
第9回目のゲスト相談員として、振付家、ダンサーの今村達紀さんをお迎えします。
今村さんは、呼吸や人の生理現象に着目し身体の動きの探究を続けている振付家・ダンサーで、数々のアーティストやカンパニーと国内外で活動されています。近年は、akakilike、ANTIBODIES Collectiveなどの作品に出演し、ブリュッセル、パリでのフェスティバル、野外や工場跡といった大規模空間での上演経験も多数。一方これまで、ホールやライブスペースで照明を手掛けることも。表現の場をつくる上で欠かせないスタッフワークを担われています。
あなたの作品づくりや日常のリサーチのお悩みなど、この機会に相談してみませんか?
新たなモチーフや上演場所のアイディアが見つかるかもしれません。ダンス特有の悩みを相談したい、という方も歓迎です!
皆様のお申し込みをお待ちしております。
◯今村達紀(いまむら・たつのり)さん プロフィール
振付家、ダンサー。愛媛大学理学部生物地球圏科学科卒業。堆積学専攻。
卒業後愛媛大学医学部で病理切片と電子顕微鏡の試料作成に携わる。
2008年京都に移住。描く軌跡、音の響き、動きの軌跡にフォーカスしたイベント「echo」を不定期に行っている。人の生理現象に着目し、死ぬ間際まで踊ることを考え呼吸を止めて踊る「無呼吸」、どうしようもなく起こる身体の出来事に着目し関節を鳴らす「関節話法」などの作品、曽祖父の記憶と踊る「もけもけしたものがはみ出てくる」などの作品を制作。
2014年4月1日から毎日どこかで呼吸を止めて踊る「
本日の無呼吸」を行なっている。
◯日時:2024年9月13日(金)
①11:00~ 相談30分+懇談10分
②12:00~ 相談30分+懇談10分
③14:30~ 相談30分+懇談10分
④15:30~ 相談30分+懇談10分
※1枠40分。各枠につき1人(1組)
◯会場:京都市文化芸術総合相談窓口 [KACCO](京都芸術センター情報コーナー内)
◯料金:無料
◯対象:京都市に居住あるいは活動拠点を置く、文化芸術活動にたずさわる個人・グループ(活動分野等不問)
◯申込:
フォームより受付(申込多数の場合は抽選)
◯申込締切:2024年8月30日(金)
※お申込いただいた皆様には9月5日(金)頃に改めてご連絡させていただきます
◯詳細:
https://www.kyotoartsupport.com/event
※相談はKACCOスタッフも同席します。会場は半オープンスペースです。予めご了承ください。
※不安なこと(筆談で相談できる?子連れでもいい?など)が、ありましたら事前にご連絡ください。
◯京都市文化芸術総合相談窓口[KACCO]とは?
京都市が設置した文化芸術に関する総合相談窓口。相談を受けるだけではなく、創作の現場からできることを考え、文化芸術に関わる人のよりよい環境作りを目指しています。2023年度は、美術、舞台芸術、音楽等の分野で活動しているフリーランスのアートマネージャー、舞台制作者、キュレーター、アーティスト、ミュージシャン等が相談員を担当しています。