2023年4月3日(月曜日)~6月30日(金曜日)

令和5年度 伝統芸能文化復元・活性化共同プログラムの募集開始について

ジャンル
  • 補助制度
主催者
伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス
京都市及び公益財団法人京都市芸術文化協会では、平成30年度から伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス※1を設置し、伝統芸能文化創生プロジェクト※2に取り組んでいます。本プロジェクトの一環として実施している「伝統芸能文化復元・活性化共同プログラム」では、伝統芸能文化の継承・発展の具体的な成果につなげるため、支援を必要とするプログラムを公募し、内容を審査したうえで、採択した案件に共同で取り組みます。

 この度、新たに令和5年度に実施する共同プログラムの事業を下記のとおり募集しますので、お知らせします。

〔伝統芸能文化復元・活性化共同プログラム〕
※プログラムの紹介動画をYouTubeで公開しています
https://www.youtube.com/channel/UCWw9QQpZqwwPY_IwZpvEOeg

1 目的
 伝統芸能文化の保存・継承・普及を目的とした活動を支援し、伝統芸能文化を現代に適合した形で復元・活性化させることを目指します。

2 特徴
 伝統芸能文化に用いられる楽器・用具用品の復元や、古典芸能・民俗芸能の活性化のための取組を、伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィスと申請者が共同で行います。

3 募集事業
⑴ 伝統芸能文化の保存・継承・普及・活用のために必要な取組
⑵ 継承に関して緊急性・必要性が高く、関係機関の協力が必要な取組
【取組例】
・廃曲となった演目の詞章は残っているが、読解不能なので、研究者やその演目に出てくる地域等の協力を得て、復曲したい。
・芸能の周知あるいは後継者育成のための配信動画を作成したい。
・お稽古などの伝承や、学校の授業で活用できるような教材を開発したい。
・類似した民俗芸能の関係者でネットワークを作り、共同で問題に対処したい。
・古典芸能、民俗芸能で使用される道具に使われている元来の素材の入手が困難であるため、人工素材による代替品を製作したい。
・古典芸能のある流派で使用されている道具に関する技術を他の流派や民俗芸能の道具に転用したい。

4 対象者
 研究者、コーディネーター、実演家、職人及び地域の文化を保存する方々等が応募できます。また、個人の活動も申請できます。

5 負担金額
 共同プログラムの事業実施に係る伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィスの負担金額の上限は、1件当たり100万円です。対象外経費等もありますので、詳しくは募集案内を御確認ください

6 募集期間
 令和5年4月3日(月曜日)~令和5年6月30日(金曜日)(午後5時提出先必着)

7 申請方法
 所定の申請書類や活動の収支予算案等を伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィスに御提出ください。詳しくは、募集案内を御確認ください。

8 今後のスケジュール(予定)
・4月3日(月曜日):募集開始(~6月30日(金曜日)締切)
・8月中:第1次審査(書類審査)
      第2次審査(ヒアリング審査)(書類審査通過者のみ)
・9~10月:共同プログラム開始

9 お問合せ・御相談/申請書提出先
  <伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス>
   住所: 〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 京都芸術センター3階
   電話番号: 075-255-9600 (代表 075-213-1003)
   FAX: 075-213-1004
   E-mail: taro@kac.or.jp / taro@traditionalarts.net (左記の2つの宛先にお送りください。) 
   ホームページ: http://www.traditional-arts.org/

【参考】
※1 伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス
 京都市、公益財団法人京都市芸術文化協会が設置する、伝統芸能文化創生プロジェクトを推進するための事務局。共同プログラムをはじめ、伝統芸能文化に係る相談対応や関係機関とのネットワーク構築等を行っている。

※2 伝統芸能文化創生プロジェクト
 平成23年度に本市が策定した「国立京都伝統芸能文化センター(仮称)基本構想」に掲げるセンターに備えるべき機能の実現を目指すプロジェクト。伝統芸能文化に関する保存・継承・普及等の総合的な観点から、伝統芸能文化を取り巻く課題の改善に取り組む。文化庁とも連携し、全国の関係機関とのネットワーク構築を推進することで、本市の伝統芸能文化の活性化を図るとともに、日本の伝統芸能文化の振興、京都の伝統芸能文化の創生につなげる。
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