2023年3月23日

ゲスト相談員の日 #1 荒木悠さん(アーティスト・映画監督)

ジャンル
  • その他
主催者
京都市文化芸術総合相談窓口(KACCO)


京都市文化芸術総合相談窓口[KACCO]では文化芸術関係者がさまざまな相談を寄せることのできる窓口を常時開設しています。この度、通常の相談ではなく、その時その場でその相手にしかできない「対話」を可能にする、1日限定の『ゲスト相談員の日』を月1回のペースで開催する運びとなりました。第一回目のゲスト相談員として、現代美術や映像分野で活躍されているアーティストであり映画監督の荒木悠さんをお迎えします。

荒木さんは、高校時代をご家族の仕事の都合によりアメリカで過ごされました。全く英語が話せない状態からの言語習得、異文化との出会いを思春期に経験された荒木さんの作品には、誤訳やズレといったテーマがユーモアをまとって現れます。
また、ご自身のことを「大学では彫刻に挫折、翻訳業を廃業した末に辿り着いた映像インスタレーションを主な表現媒体として制作を続けている」と語る言葉からは、弱みを魅力に変換していく強さを感じます。それは、ものの見方をずらしたり裏返したりする現代美術の力とも言えるかもしれません。荒木さんとゆるくお話してみたら、悩みも普段とは違う角度から眺められるかも…。

ゲスト相談員の日
#1 荒木悠さん(アーティスト・映画監督)


◯日時:2023年3月23日(木)
①10:30~ 相談30分+懇談10分
②11:30~ 相談30分+懇談10分
③14:30~ 相談30分+懇談10分
④15:30~ 相談30分+懇談10分
※1枠40分。

◯会場:京都市文化芸術総合相談窓口 [KACCO](京都芸術センター情報コーナー内)
◯料金:無料
◯対象:京都市に居住あるいは活動拠点を置く、文化芸術活動にたずさわる個人・グループ(活動分野等不問)
◯申込:フォームより受付(申込多数の場合は抽選)
◯申込締切:3月8日(水)17:00まで(※お申込いただいた皆様には11日(土)頃に改めてご連絡させていただきます)
※相談はKACCOスタッフも同席します。会場は半オープンスペースです。予めご了承ください。
※不安なこと(筆談で相談できますか?子連れでもいい?など)が、ありましたら事前にご連絡ください。
◯詳細:https://www.kyotoartsupport.com/event

荒木悠さんプロフィール
1985年生まれ。米国ワシントン大学で彫刻を、東京藝術大学では映像を学ぶ。日英の通訳業を挫折後、誤訳に着目した制作を始める。
近年の主な展覧会にシドニーオペラハウス(2021年)、ポーラ美術館(2020年)、資生堂ギャラリー(2019年)、アートソンジェ・センター(ソウル、2019年)など。上映は、ロンドンICA(2021年)、マルセイユ国際映画祭(2021年)、ロッテルダム国際映画祭(2018年、2020年)など多数。
2017年に光州のアジアカルチャーセンター、2018年にはアムステルダムのライクスアカデミーにゲスト・レジデントとし滞在。2019年はフューチャージェネレーション・アートプライズのファイナリストに選出される。恵比寿映像祭2023「コミッション・プロジェクト」に参加中。
http://yuaraki.com/
一覧に戻る