艸居は2013年に京都祇園の骨董街の一角に設立。現代工芸と現代美術という大きく二種類の基本軸のもと30人以上の国内外のアーティストを擁し、陶芸、漆工、絵画、写真、ドローイング、テキスタイルなどの作品を取り扱う。展覧会のほか、国内外の主要アートフェアにも出展。日本の伝統的なマテリアルや、アイデンティーを概念に据えた作品や、日本と接点のある海外作家を紹介している。建築家やデザイナーと共同で、著名なホテルやレストランなどの空間デザイン、パブリックアートにも関わっている。2022年には艸居初の非営利団体CAT(コラボレーティブ・アート・チーム)を設立し、子どもを主導としたアートの取り組みを開始。子どもの鋭いアイディアや創造力でより良い未来社会を作る活動をしている。