アンスティチュ・フランセ関西(旧 関西日仏学館)は1927年、当時のフランス大使、ポール・クローデルの提唱により設立されました。フランス大使館文化部の管轄のもと、フランス政府公式の文化センターとして、日仏両国の文化的・知的交流に努めています。
現在の美しい洋館建築は、オーギュスト・ペレーの弟子であるレイモンド・メストラレと大阪の建築家木子七朗の設計によって、1936年に建設され、国の登録有形文化財(建物)にも指定されています。
フランス語講座に加え、稲畑ホールではフランス文化に関する講演会やセミナー、コンサート等のイベントを開催、また約14000件のフランス関連資料をそろえるライブラリーは、無料で閲覧が可能です。
週末にはマルシェも開かれる中庭に面したカフェでは、伝統的なフレンチを気軽に楽しめるなど、さまざまな形でフランスの「いま」を体験することができます。