人は、作品のどこに現れるのだろう。
肖像は、顔や姿を手がかりに人を表してきました。けれど、私たちは顔だけで人を知るわけではありません。何に惹かれ、何を見つめ、何を選ぶのか。何を繰り返し、どこに時間をかけ、どのように形にするのか。そうした選択の積み重ねにも、その人の癖や執着、大切にしているものが現れます。
本展では、人物、風景、物、形や色など、異なる対象と方法に向き合う20名の作家による50点以上の作品を紹介します。一つひとつの作品を作家の「今」を映す肖像として捉え、作品を通して人を知り、人を通して私たちが生きる現在を見つめます。