中村 康平 個展 「現代の古典」

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
このたび桃青京都ギャラリーでは、金沢を拠点に活動する陶芸家・中村康平による個展「現代の古典」を開催いたします。

二代目中村梅山の三男として生まれた中村は、多摩美術大学彫刻科卒業後、走泥社以降の前衛陶芸の流れの中で大型オブジェや彫刻作品を数多く発表し、日本現代陶芸を代表する作家の一人として高い評価を築いてきました。1989年には八木一夫賞グランプリを受賞し、作品は東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立工芸館、金沢21世紀美術館、メトロポリタン美術館など国内外の主要美術館に収蔵されています。

2000年頃より制作の中心を茶碗へと移した中村は、海外での発表を重ねる中で、日本工芸が育んできた美意識を改めて見つめ直し、「現代」と「伝統」は本当に対立するものなのかという問いを抱くようになりました。その探求は「現代の古典」というテーマのもと、古典様式を単に再現するのではなく、現代を生きる作家として新たな解釈を加えた独自の茶陶表現へと結実しています。

本展では、黒織部茶碗、赤楽茶碗をはじめ、井戸、粉引、黒楽、珠光青磁、刷毛目、伊羅保など、新作を含む約25点の茶碗を一堂に展示いたします。前衛陶芸を牽引してきた作家だからこそ到達できた、茶碗という造形世界の現在地をご覧いただける貴重な機会となります。

伝統と革新、静謐さと自由な創造性──。相反する価値観を一碗の中で調和させ、「現代の古典」を問い続ける中村康平の世界を、ぜひこの機会にご高覧ください。

イベント情報

日時
2026年8月7日(金)~ 2026年8月29日(土)
11:00 ~ 18:00
※最終日は16:00閉廊
定休日:日曜日・月曜日
夏季休暇:8月11日(火)〜8月15日(土)
場所
[中京区]
桃青京都ギャラリー
京都市中京区一之船入町375 SSSビル1階

地下鉄東西線京都市役所前駅 ゼスト16番出口から徒歩3分
料金
無料
URL
https://www.gallerytosei.com/
主催
桃青京都ギャラリー
問合せ先
075-585-5696
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。