本展では、「愛」や「欲望」、人が人を求める切実な感情を「春画」という形で描き出した作品を中心に展示します。
初めて一般公開される《稚児草紙》は、14世紀初めに制作されたとされる絵巻で、これまで模写や書籍で存在のみが知られていた「幻の春画」です。
また、日本最古の春画の一つである《小柴垣草紙》を谷文晁が模した巻物や、月岡雪鼎、葛飾北斎らによる春画の傑作もあわせて紹介します。
さらに、上村松園や鏑木清方が描いた「愛」にまつわる作品を加え、鎌倉時代から受け継がれてきた多様な「愛のかたち」を堪能できる内容となっています。