『ART DOMITORY 2026』は、京都市立芸術大学の4回生6名からなる運営メンバーと、同大学の様々な学部・専攻10名からなる学生作家(今春卒業した学生含む)による作品展示企画です。
「重信会館」という京都市下京区に位置し、学生寮としても使用されてきた歴史的な建築を会場に、作家の作品展示、数か月にわたり企画されてきたリサーチワークでの記録を展示いたします。
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重信会館は1930年に竣工、かつては真宗大谷派宗学興隆財団の事務所、そして主に大谷大学の学生寮として運営され、2001年に閉寮しました。現在に残る建物の風格とその歴史
から、2023年に同区に移転した京都市立芸術大学の学生として企画を行いたいという動機のもと、『ART DOMITORY 2026』が始まりました。
企画全体のテーマを「生活」とし、4回にわたるリサーチワークを通して、各々の視点を見てきました。「建物の計測」・「生活用品の観察」・「個人的な話」・「日記による記録」といったアプローチによって、参加者それぞれが展示する場所、そして(隣人として)他の参加者の生活観・生活感について知ることを試みました。
本展示は、かつての寮生による様々な痕跡が残る中で、専門領域がばらばらな10名の作家による作品が展開されます。会館そのものの魅力と共に、学生の生活観/生活感が時間を隔てて重なる展示空間へぜひ足をお運びください。