ONE.1O Society/牛子齊(デジレー・ニュー)
ONE.1O Society 主宰/アートディレクター/デザイナー。ミネアポリス美術デザイン大学大学院修了。Tokyo TDC、New York TDC、Golden Bee、Golden Pinなど入選多数。国際交流基金「Door to Asia」で気仙沼市の地域ブランディングに携わる。Topawards Asiaや青春設計節の審査員を務め、出版活動にも関わり、翻訳書に『INSIDE PARAGRAPHS 欧文タイポグラフィ解体新書』がある。
Oval graphic/葉忠宜(イエ・ツォンイー)
葉忠宜によるデザインスタジオ。京都芸術大学大学院修了後、2015年に「oval-graphic」を設立し、中国語タイポグラフィ専門誌『Typography』を創刊。教育的叢書「Zeitgeist」を企画・刊行し、書籍・ブランド・イベントのデザインを手がける。D&AD Wood Pencil、Good Design Award Best100、Golden Pin Best Design など受賞多数。近年は台北に書店「Weight Books」を設立。
Sydney Sie/謝昕妮(シドニー・シェ)
ビジュアルアーティスト。国立台湾科技大学で学士(グラフィックデザイン専攻)、修士(インフォメーションデザイン専攻)を取得。デザイン、写真、映像を通じて作品を制作し、錯視やシュルレアリスティックな構図、記号言語を扱う。作品はイギリス、イタリア、オーストラリア、ポルトガル、ルーマニア、ブルガリアなど多国の国際映画祭で受賞・ノミネート。ジェンダーや心理をテーマに継続的に探究している。
Yang Qiao Ran/楊喬然(ヤン・チャオラン)
グラフィックデザイナー/アーティスト。Aaron Nieh Workshopなどを経て、2018年よりフリーランスとして活動。現在は自主プロジェクト「100 Shapes Project」に注力している。本プロジェクトでは、形や色を用いて抽象的な色面の組み合わせを生み出し、そこから生じる空間の比率や境界によって意識の外にあるイメージを構築し、自我と表層との関係を描き出す。人物や具象的な形態は登場せず、それぞれの作品は雑然とした場面であり、曖昧な詩であり、軽やかな旋律であり、未完の夢ともなりうる。
毛灼然 Javin Mo
AGI(国際グラフィック連盟)会員である毛灼然は、デザインスタジオ Milkxhake の創設者であり、香港を拠点にアジア各地で数多くのデザイン展やイベントを手がけるグラフィックデザイナー兼キュレーター。香港および台湾において、M+や西九龍文化区をはじめとする芸術・文化・公共機関など、国内外の主要クライアントと積極的に協働してきた。彼の作品は数々の国際的なデザイン賞に選出されており、台湾ゴールデン・ピン・デザインアワードにおいては2017年から2023年にかけて「Design Mark」を受賞、さらに2015年と2024年には「The Best Design」を獲得している。また、ニューヨーク Young Guns(2018年、2025年)、台湾ゴールデン・ピン・アワード(2023–2024年)、英国 D&AD Awards(2019年)などで国際的な審査員も務めた。現在は台北在住。