第16回和の道サロン<能楽と宮廷文化の接点を訪ねて ― 山科家・衣紋道の視点からー>

ジャンル
  • 美術
  • 伝統
  • その他
形 態
  • レクチャー
  • トーク
公家の山科家は装束を家職として代々宮中に仕えてきました。宮廷装束には季節・官位・年齢・儀式などに応じて細やかなドレスコードがあり、その製作と着用にも様々な知識と技術を要しました。能は宮廷にまつわる人物や古典に取材した物語が数多く、その装いに着目すると新たな視点で楽しむことができます。

本講座では、実際の宮廷装束と能装束にはどのような違いがあるのか、登場人物や場面によって変化する装束にどのような意図が込められているのか、その構造や本質を探っていきます。

また、山科家の歴代当主の記した日記などの諸資料にも、能楽師との交流や演能記録などが多く残されており、公家社会と能がどのように関わってきたのか、その実態を紐解いていきます。

<講座内容>
・公家山科家と衣紋道について
・能装束と宮廷装束の比較
・能と宮廷社会の繋がり

<講師プロフィール>
山科言親(やましな ときちか)氏
衣紋道山科流若宗家。1995年京都市生まれ、京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。代々宮中の衣装である“装束”の調進・着装を伝承している山科家(旧公家)の 30 代後嗣。 三勅祭「春日祭」「賀茂祭」「石清水祭」や『令和の御大礼』にて衣紋を務める。各種メディアへの出演や、企業や行政・文化団体への講演、展覧会企画や歴史番組の風俗考証等も行う。山科有職研究所代表理事、同志社大学宮廷文化研究センター、同大人文科学研究所嘱託研究員などを務め、御所文化の伝承普及活動に広く携わる。

イベント情報

日時
2025年11月30日(日)
14:00〜15:30(13:00開場)
場所
[北区]
真謡会館 地下能舞台
京都市北区小山北上総町11-2

京都市営地下鉄「北大路」駅3番出口より徒歩1分
京都市営バス「北大路バスターミナル」より徒歩1分
料金
会場参加 3,500円(一般)、2,000円(25歳以下)
※講座開始前に呈茶あり(13:45までに要入場)
アーカイブ配信 1,500円
(2週間視聴可能。イベント終了から約1週間後を目安に視聴URLをメールにてお送りします)
URL
https://shinyokaikan.com/
チケット/申し込み
Peatix
https://wanomichi-emondo.peatix.com


Square
https://shinyokaikan.square.site/shop/16/T2Z3K6SGQBIZDSF4LZQDXC33?page=1&limit=30&sort_by=name&sort_order=asc&fbclid=IwY2xjawNjt-xleHRuA2FlbQIxMABicmlkETFUT25lWGxiZ25FdUhnaUs5AR6EhihYima-6B3TwI0BDv3qCuPutXuffj1-3MfmkcKQcnSzFChyjvRv5F91IA_aem_aNydaNEjZxXHW36Fdyg0rg
主催
株式会社真謡会館
問合せ先
真謡会館
TEL:090-4829-5345
Email:info@shinyokaikan.com
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。