OPEN ATELIER「ほって、つくって、たべる」は、土という素材を通して、感覚と知性を結び直す体験型の創造活動です。土を「掘る」ことで土地の記憶に触れ、「つくる」ことで思考を形にし、「たべる」ことで新たな価値として自らに取り込みます。土は造形素材であると同時に、焼成することで1万年以上にわたり情報を記録できるメディアでもあります。デジタルデータが短命な現代において、土に触れ、こね、踏む、といった身体的な行為は、感覚を刺激し、思考の柔軟性を取り戻す重要な体験となります。
本活動では、地域の人々とともに土を耕し、記憶や表現を共有することで、文化的な土壌を育てていきます。参加者は「採掘者」として自身の内なる記憶を掘り起こし、形にし、それを他者と交わすことで知を育みます。これは単なるワークショップを超えた、土と知をめぐる交流の場です。