かのマリー・アントワネットもこよなく愛した漆器は世界で“ジャパン”と呼ばれ、日本らしい美しさの象徴とされてきました。その伝統を守り、現代に息づく新たな京漆器をプロデュースする象彦の歴史は、今から352年前の1661(寛文元)年にはじまります。
象彦では常に蒔絵や漆塗りの最高の技術を追求し、これまでにめまぐるしく変化する時代の中でうるし文化の継承に努めてまいりました。
今回はこれまで大切に保管されてきた過去の写真資料や、象彦が未来に残していきたい図案、培ってきた技を結集させた作品などを特別に公開いたします。京の漆器商のヒストリーをどうぞご覧下さい。
※期間中展示替えあり。