知られざるミュシャ展 – 故国モラヴィアと栄光のパリ –

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
チェコ、秘蔵の個人コレクション一挙公開!
アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。
ミュシャは、オーストリア帝国の支配下にあった南モラヴィア地方(現、チェコ共和国)のイヴァンチッツェに生まれました。ウィーン、ミュンヘンで美術を学んだ後、パリに出て下積み時代を過ごしていましたが、1894年暮れに舞台女優サラ・ベルナールの公演「ジスモンダ」のポスターの制作依頼を受けました。そして1895年新年、ポスターがパリの街頭に貼り出されるやいなや、ミュシャは一夜にしてパリ中の話題をさらい、画家として一気にスターダムにのしあがったのです。1900年のパリ万国博覧会でもパビリオンの装飾を任されるなど、アール・ヌーヴォーは別名「ミュシャ様式」とも呼ばれるほど、アール・ヌーヴォーの旗手としての地位を不動のものにしました。商業的成功を収めたミュシャは、1910年、故国モラヴィアに帰郷。1918年、チェコスロバキア共和国成立にあたってはほとんど無償で、紙幣、切手、国章などをデザイン、またプラハ市庁舎ホールの装飾を引き受けるなど、あらゆるジャンルにわたり多芸多才ぶりを発揮。パリの華やかな時代とは異なり、晩年は祖国への思いを描き続けました。
本展では、チェコのチマル・コレクションを中心に、約160点の作品を展覧します。

<チマル・コレクション>
ミュシャの故郷、チェコのイヴァンチッツェ近郊の町に住む医学者ズデニェク・チマル博士の個人コレクション。親の代より長年にわたり現在のミュシャ・コレクションを形成。このコレクションの一部は、2010年にチェコ国立モラヴィア・ギャラリーにて初めて一般公開されました。その後も各地の美術館で公開されましたが、日本でのチマル・コレクションの公開は初めてとなります。

イベント情報

日時
2013年3月1日(金)~ 2013年3月31日(日)
10:00~20:00(入館は19:30まで)
(最終日17:00まで)
場所
[下京区]
美術館「えき」KYOTO
〒600-8555 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町

http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/storeinfo/index.html

料金

一般900円(700) 高大学生700円(500) 小中生500円(300)
※( )内はエムアイカード、JR西日本グループ会社カード(一部除く)をお持ちの方、ICOCA、Suica,、TOICA、SUGOCAカードでお買いあげの方、前売および10名さま以上の団体料金。「障害者手帳」をご提示いただいたご本人さまならびに、ご同伴者1名さま。
※ICカードのチャージ(入金)はできません。事前にカード内残高をご確認のうえ、予めチャージをお済ませください。残高不足の場合にはご購入いただけません。
※PitaPaはご利用いただけません。
URL
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/floorevent/index_7f.html#robert
チケット/申し込み
■前売入館券情報:
販売場所:美術館「えき」KYOTOチケット窓口:1月14日(月・祝)~2月28日(木)17:00まで
京都駅ビルインフォメーション:1月14日(月・祝)~2月28日(木)
■割引入館券情報:1月14日(月・祝)~3月30日(土)
販売場所:ローソンチケット(℡0570-00-0777)、ローソン (Lコード55097)、セブンイレブン、CNプレイガイド、ファミリーマート、イープラス、京都新聞文化センターほか各プレイガイド。
主催
MBS・京都新聞社
問合せ先
美術館「えき」KYOTO
TEL: 075-352-1111
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。