『KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD』は、コンテンポラリーダンスの振付家育成プロジェクト「ダンスでいこう

」の新プログラムとして2020年に創設しました。このアワードは、振付家の次なる活動へのステップとなることを目的に、作品発表の機会と賞を設け、観客と共に作品を巡るディスカッションを行います。審査委員にダンスのプロデューサーや評論家、他分野の専門家等を招き、京都賞・奨励賞・ベストダンサー賞などを決定します。各賞は、作品の完成度・魅力だけではなく、振付家の未来に対する期待を含めた後押しとなる事を目指します。
3回目となる2024年は、全国32組の応募の中から書類選考にて6組を選出し、府民ホールALTIで2日間に分けて上演します。1日3組の上演後にディスカッションを行い、2日目の夜に各賞の授与式を行います。
観客投票による観客賞も用意しています。ぜひご覧ください!
~観客投票について~
あなたの一票が振付家の未来を拓く!
府民ホールALTIでご覧になる観客の皆様の投票にて観客賞を決定します。また、公演入場料収入による収益の50%を、観客の投票数に応じて出演団体に分配しお支払いする形で、振付家をサポートする仕組みを設けます。
【参加振付家・作品】
*振付家名・グループ名・活動拠点・作品タイトルの順に表記
2/23(日) 18:00
・YANG CHEN(ヨウシン)/Fifth Arrow(東京)「chairs:囲碁」
・豊田ゆり佳(東京)「籠#3」
・高橋綾子/Ayalis In Motion (東京)「Political Spaghetti」
2/24(月祝) 15:00
・横谷理香(石川)「あやつり あやつられ」
・宮悠介(東京)「かたちたち」
・中川絢音/水中めがね∞(東京)「しき」
※両日とも、3演目終了後にディスカッションを行います。
※上演順は上記の通り予定しています。
【ゲストパフォーマンス!】
今年は特別にKCA2024の審査委員を務める振付家によるゲストパフォーマンスを、各日開演前にALTIロビーにて行います。あわせてお楽しみください。
23日(日)17:30
黒田育世「モニカ モニカ」(予定)
24日(月祝)14:30
東野祥子「親愛なるXへ」
【賞に関して】
KCA京都賞
KCA奨励賞(2組)
オーディエンス賞 (観客による投票)
ベスト・ダンサー賞(出演されたダンサーに贈る賞)
●上記5つの賞を予定。アワード審査会の公演&ディスカッションを経て京都賞、奨励賞(2組)、ベスト・ダンサー賞はアワード審査委員が決定します。なお、該当者なしの場合もあります。
●KCA京都賞・奨励賞受賞作品は、次年度以降に「Choreographers」(全国の公共ホール等における再演プラットフォーム)等での再演/リ・クリエーションの機会が設けられます。
【アワード審査委員】 ※五十音順、敬称略
石井達朗(舞踊評論家)
唐津絵理(愛知県芸術劇場芸術監督(アーティスティックディレクター、Dance Base Yokohamaアーティスティックディレクター)
黒田育世(振付家・ダンサー、BATIK主宰)
高嶺格(演出家・美術家、多摩美術大学教授)
東野祥子(振付家・ダンサー、ANTIBODIES Collective 代表)
三上さおり(世田谷パブリックシアター 劇場部企画制作担当)
鷲田めるろ(十和田市現代美術館館長)