細見美術館は平成10(1998)年、京都・岡崎に開館し、日本美術を中心にさまざまな視点から展覧会を行ってきました。
大阪の実業家、初代・細見古香庵(1901~1979)に始まり、3代にわたって蒐集された収蔵品は、縄文、弥生時代の土器から近代の琳派画家の作品まで、日本美術史を辿る多様な作品からなります。中でも琳派と若冲という江戸絵画の中でも極めて魅力に富む画家たちの作品のコレクションは充実した内容となっています。
このたび細見美術館開館15年を記念し、第一弾として特別展「江戸絵画の至宝―琳派と若冲―」を開催いたします。
本展は、本阿弥光悦・俵屋宗達から尾形光琳・乾山兄弟、酒井抱一ら江戸琳派に至る華麗な様式、また伊藤若冲のユニークな画風を存分に味わえる、細見コレクションならではのラインナップとなります。
日本美術のもつ優美さ、繊細な感性、時に大胆なほどの力強さに触れていただける機会となります。