黒田健太によるトークイベント　ストリートにあるダンスを関西日仏学館で

2024年1月から3月までフランス・パリにあるアーティスト・イン・レジデンス施設のシテ・テザールに滞在した黒田健太によるトークイベントを、5月から7月に関西日仏学館で実施したダンスワークショップ「Dance Scape」の関連企画として実施します。

渡仏前から黒田はダンスを通じてストリートで出会った人とのコミュニケーションについてリサーチすることをセッションと呼び実践を重ねており、この実践において初対面の人同士がいかに関係を築いていけるのかを問うている。
シテ滞在中に清掃員と話したことをきっかけに、これまでこの実践の中では出会う人の枠組みをあらかじめ決めていなかった黒田は帰国後、関西日仏学館の清掃員と実践を行うことにした。今回のトークでは、黒田のストリートにおけるダンスの実践、フランスでの気付き、そして関西日仏学館の清掃員との実践がどのようなものであったかを紹介します。

【黒田健太】
京都を拠点に主にダンス分野で活動しながらカフェ/宿泊施設で働いています。ダンサーとして活動しつつ、2018年より路上で偶然出会った人と時間を共にする実践をおこない、彼らからその経験をお借りして制作活動を行っています。

photo by Foster Mickley

【Dance Scape】
京都国際ダンスワークショップフェスティバル（愛称：暑い夏）も主催する一般社団法人ダンスアンドエンヴァイロメント（D&E）が、2024年5月～7月にかけて実施したダンスワークショップ。これまでダンスをしたことのない人や身近でない人にも間口を広げた本企画は、自身の身体の声に耳を傾け、他者の身体の声に耳を傾けるところからはじまるメソッド「コンタクトインプロヴィゼーション」を中心に全10回のクラスを開講。次回は2024年10月～12月を予定。

https://hotsummerkyoto.com/workshop/dance-scape-2024/