芸術の都パリを舞台に、若く貧しい芸術家たちの愛と夢を描いた青春群像劇《ラ・ボエーム》は、「冷たい手を」、「私の名はミミ」、「私が街を歩けば」の名アリアをはじめ、名メロディメーカー・プッチーニの美しく魅力的な旋律が全編を彩る傑作。
2024 年末での引退を宣言している指揮者・井上道義が、自身最後となるオペラに選んだのは “ 最愛のオペラ ” と語る《ラ・ボエーム》の新制作。演出には、深い信頼を寄せる舞踊家・演出家の森山開次を指名。幾多のコラボレーションで次々と鮮やかなステージを生み続けてきた名コンビが、日本&海外混成による新進気鋭の歌手陣とともに、創造とイマジネーションあふれる新たな舞台を全国 7 都市から世界へ発信する。芸術を愛する全ての人に贈る、特別な《ラ・ボエーム》が 2024 年秋、幕を開ける。
画・森山開次