この度桃青京都ギャラリーでは村田彩・由良薫子二人展を開催いたします。
村田彩は、繊細で色鮮やかな練り込みの技術を用いて、昆虫や珊瑚、植物などをモチーフに有機的なかたちを生み出します。躍動感のある美しい造形で「生命」を表現します。
由良薫子は「何かいるかもしれない」をテーマに、凹凸を拾って流れる釉薬や無作為につけた濃み(染付)を見つめて、見つけた生き物や妖怪を絵付けしています。
どちらも作品の世界観に引き込まれ、美しく繊細でありながら、どこか不思議でわくわくする作品となっています。
それぞれの作品が共鳴しながら、想像力あふれる色鮮やかな空間をこの機会にぜひお愉しみください。