このたび、AMMON KYOTOでは、2023年11月3日(金)より三沢厚彦展を開催いたします。
京都で生まれ育ち、幼い頃から仏像や寺社に親しんだ三沢は、東京藝術大学および同大学院で彫刻を学び、1990年代に流木などを寄せ集めて制作された「コロイドトンプ」シリーズで注目を浴びます。2000年より制作を開始した「ANIMALS」シリーズが高く評価され、全国各地で展覧会を開催。樟の丸太から等身大の動物を彫り出し、油絵具で彩⾊した動物たちは、その謎めいた表情と強烈な存在感で⾒るものを虜にします。近年では、ユニコーンやキメラといった空想上の生き物のイメージを組み合わせた大型の木彫を精力的に制作しています。
約12年ぶりの京都凱旋となる本展では、今年6⽉に千葉市美術館で公開制作した「Animal 2009-07」(画像参照)をはじめ、キメラやクマなど様々な動物の新作セラミック、ならびにペインティングを展⽰いたします。是非ご高覧賜れますと幸いです。
協力:西村画廊