プロジェクトSaShiMiは京都精華大学の異なる学部の学生三人組です。まったく違う感性とそれぞれ異なる技法で制作する三人が、同じテーマをもとに展覧会を共同することで一つの空間を創り上げます。
この展覧会は海を舞台としたマンガ『出逢い(であい)』と『泡沫(うたかた)』の二つの物語で構成されています。
『出逢い』は、生きることに悩んでいる主人公が一人の少女と出会い、世界の壮大さを知り、それを自ら目にしようとこれまでの考えを改め、生きる目的を見つけていく物語です。
『泡沫』は『出逢い』で登場した少女の過去を巡る物語で、過去に彼女がどのようにして未知なる海やその世界の壮大さを知り、出逢いに繋がるかを描きます。
本展は、この二作にちなんだイラストを油絵、デッサン、デジタルイラスト(キャラクターイラストや風景画)で表現しています。
『出逢い』と『泡沫』の二作より織りなされた壮大な「海」の世界をご堪能ください。
参加作家:
小山正悟、鷹取三奈、山本紗穂