自然とアートをテーマとして、2016 年から毎年、京都市右京区京北の『芦見谷芸術の森』で開催してきた舞台芸術フェスティバル。演劇、ダンス、舞踏、歌唱コンサートなど、毎年様々なジャンルの出演者を迎え、バラエティに富んだ演目を上演している。
私達は「自然×アート」「観客×演者」「地元京北×都市」など、様々な出会いを生みだしたいと思っています。知らないものへの興味は未知のものへの理解を深め、そこには調和が生まれる。参加した全ての方がここでの出会いを楽しんで、それが少しずつ大きな繋がりへと発展していくことを望んでいます。
~アシフェス2023出演団体とプログラムのご紹介~
①ポかリン記憶舎+おででこ【奈良・京都】
『 守護霊たちの戯れ』 ~決して見えない愛の物語。
もう若くはない女が眠っている。女の枕元で井戸端会議を繰り広げる二人の守護霊たち。
須川弥香と日詰千栄にインスピレーションを得た 新作書き下ろしリーディング公演。
作・演出:明神 慈
出演:須川弥香(おででこ) 、日詰千栄(はひふのか)
<プロフィール>
「ポかリン記憶舎」作・演出の明神 慈を軸に1997年より東京で活動。
2021年から芦見谷芸術の森フェスティバルに参加。
「おででこ」俳優・演出の須川弥香を軸に2010年より東京で活動。
2018年から芦見谷芸術の森フェスティバルに参加。
2022年2月、おででこ+ポかリン記憶舎 朗読劇『ミチカケ』『ミカヅキ』を ロームシアター京都ノースホールにて上演。
② Monochrome Circus 【京都】
『 収穫祭 project 「収穫祭 2023」』 ~ 様々な人々の「集い」にダンスを出前
’98年にパリで紹介されるや忽ち人気を呼び同カンパニーの海外進出の契機となったプロジェクト
出演:坂本公成、森裕子、飯田茂実、荻野ちよ、小倉笑
<プロフィール>
「Monochrome Circus」は京都を拠点に海外18カ国で作品が紹介される国際的に活躍するダンスカンパニー。’05年以来18年ぶりに再結成。
③ドキドキぼーいず 【京都】
『森で、波に乗る』~ 平成から令和に変わって、37歳になる姉が結婚して、エビフライが美味しい洋食屋さんが閉店し...気づけば変化してしまってる、何でも。僕は、週末なので森に来た。海に行っても良かったと思った。
<プロフィール>
「 ドキドキぼーいず 」2013年に再旗揚げした京都を拠点に活動する演劇チーム。
俳優・演出家の他、音響・照明・映像のスタッフが在籍し、生活や時代の世相に対応しながら、多種多様な作品を制作。
2015~2017年アトリエ劇研創造サポートカンパニー選出。2014年第35回kyoto演劇フェスティバル 実行委員長特別賞受賞(奨励賞)、2015年第6回せんがわ劇場演劇コンクールグランプリ並びに演出賞(演出:本間広大)。
④勝手にユニット BOYCOTT 【大阪】
『THERAPY』〜自然があなたを治療します。
気づけば欲を浴びている。洗い流すために、自然があなたを治療します。自然が、治療します。治療し
<プロフィール>
「勝手にユニット BOYCOTT 」
2012年12月に劇団蒲団座番外公演を経て結成。
不思議エンタメ作品を上演するユニット。
(以下、作・演出:坂口弘樹)
2021年 8月 勝手にユニットBOYCOTT pro 「たのしそうなお池」 会場:人間座スタジオ
2022年10月 勝手にユニットBOYCOTT#8「ワイキキにいきたかったのに」会場:大阪市立芸術創造館
⑤Eri Koo & 野村雅美 【東京・大阪】
『りゅうとむすめ』~ Eri Kooが書き下ろした小説。 その小説の世界観を Eri Kooの身体表現と野村のギターで具現化します。
<プロフィール>
野村 雅美 (のむら まさよし) ギタリスト・作編曲家・画家
Eri Koo(エリ・クゥ)パフォーマンスアート“空舞“、文筆、絵画・オブジェ制作、舞台演出など国内外で活動
⑥世田谷表現クラブ 【東京】
『体が歌う、心が躍る、これが僕たちのダンスだ!』~ 自由即興ダンス。心のおもむくままに、体を使ってソロ、ペア、そして群舞。芦見谷のお客さんとも一緒に踊りたいな!
出演:池本秀行、小泉航、宗方駿、若林寛和
<プロフィール>
「 世田谷表現クラブ 」
私たちは2000年に創立し、主に都立青鳥高等養護学校出身のメンバーを中心に、月二回のダンスワークをしています。
⑦莉香〜リーシャン 【東京】
『手話ダンスパフォーマンス 』~様々なボーダーラインの間に存在する莉玲と Kaori(かおり) が見える歌をお贈りする。間に立つ二人だからこそ、インクルーシブで誰でもが楽しめる音の可視化に取り組んだ、オリジナリティーある表現。
<プロフィール>
「莉玲」地声からハイトーンをハートフルに歌う莉玲(りれい)。近年では手話をしながらの歌唱から即興ボイスでの舞踏などの身体表現に活躍の場を広げている。
「 Kaori(かおり) 」ソロではFrank Sinasobaの名でリブレット(手話を用いた表現)などで活躍する。役者や歌手としても活動している。
⑧ 藤間 紫乃弥 【東京】
『 日本舞踊• 長唄「島の千歳」』 ~不思議な事にこの曲は以前より、お寺そして上野の野外ステージと自然の中で踊りまして、この度憧れの芦見谷芸術の森にて野外第三弾となります。
実師匠が大好きでした「島の千歳」を楽しみたいと思います。大好きな場、そして大好きな仲間のいるここ芦見谷芸術の森にて参加させていただけますことに感謝の気持ちでいっぱいです。
<プロフィール>
「藤間 紫乃弥 」紫派藤間流師範/やっこ亭主宰
紫派藤間流舞踊会、藤間勘紫乃舞踊会、日本舞踊協会主催公演などの舞踊公演に多数出演。古典作品の他、創作舞踊・舞踊劇にも意欲的に参加。演劇公演出演、振付、所作指導など多方面に渡り活躍している。
⑨京北丹波音頭踊り保存会【京都・京北】
近松門左衛門の浄瑠璃の名場面の台詞を音頭にした「浄瑠璃くずし丹波音頭」丹波地方伝統の盆踊りです。観客見るだけでなく、共に踊る阿呆に仲間入りして下さい。
➉京北大杉太鼓保存会
芦見谷芸術の森フェスティバル2023 ポスター画像