■バッジュ・シャームとは
バッジュ・シャームは、2008年の「ボローニャ・ブックフェア」で、優れたデザインの本に贈られる「ラガッツィ賞」を受賞し、現在は世界8ヶ国語に翻訳されている『The Night Life of Trees』(邦訳:『夜の木』)の共著をはじめ、工芸品のようなハンドメイド絵本/アートブックで世界中から高い評価を受ける南インド・チェンナイの出版社「タラブックス」からの作品出版で知られるアーティストです。欧州の美術館やギャラリー等で頻繁に個展が開催されているほか、2018年には日本の国民栄誉賞に相当する「パドマ・シュリ賞」をゴンド・アーティストとして初めて受賞するなど、インド国内外で目覚ましい活躍を見せています。本展の開催に伴い、バッジュ・シャーム自身も初来日を果たし、京都に滞在しながら作品制作などを行います。