KUNST ARZT では、昨年に引き続き、
10年連続となる大石茉莉香の個展を開催します。
大石茉莉香は、崩壊から消滅に至るイメージに
美を見出してきたアーティストです。
コロナ禍においては、ミャンマー
(個展「ココナッツデモ」 2021)や
ウクライナ(個展「花と肉」2022)など、
具体的な問題に向き合う表現でしたが、
近年は、身近な人の死とその葬儀からの
インスピレーションをベースに展開しています。
本展では、「モニュメント」と題して、
権力側の政治意図と個人ベースの弔いの
意味との関係性を模索します。
(KUNSTARZT 岡本光博)