半兵衛麸の季節を彩る表具や飾り物とアーティスト人長果月のインタラクティブな映像作品で、京都の四季をめぐります。
人長果月(ヒトオサ カヅキ)
京都市生まれ。美術家。
1990年代後半よりデジタル技術を用いた映像作品の制作を始め、2000年からは、映像にコンピューターやセンサー技術を組み合わせた双方向性を持ったインスタレーション作品を制作。近年は植物や微生物などを実地で撮影することでもたらされる微細な感覚をもとに、自然界の持つ複雑な在りようを、光・音、鑑賞者の振る舞いによって創出することを試みている。
主な展覧会に「消滅の夢」(メキシコ/ベラクルス州立大学/2016年)「再生の庭」(上海/藝倉美術館/2017年)、「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-アート×サイエンス
IN 京都市動物園アートで感じる?チンパンジーの気持ち」(京都市動物園/2019年度、2020年度)、「Kyoto Art for Tomorrow 2022-京都府新鋭選抜展-」(京都文化 博物館別館ホール/2022年)「ストリーミング・ヘリテージ|台地と海のあいだ」(2022年)など。2022年京都府文化賞奨励賞。