コロナ禍が終息に向かっている今、マスクをとって人と会える、表情が見えるFace to Faceの嬉しさや大切さを再認識している。これまでの私たちの学生生活は、コロナという困難と共にあった。そんな中で私たちは、作品や自分自身、社会、人々に向き合い、手を動かし続けてきた。その集大成であり、今まで以上に大きなテーマと向き合い、また成果物を通して、社会や見る人々と向き合う機会である今回の展示会でのテーマとして「Face」がふさわしいと考えた。私たちが、困難に向き合い、それを乗り越えてきた一人ひとりの作品、思いと、直接向き合う喜びを感じていただきたい。