京都市立幼稚園(全15園)では、3・4・5歳児の絵画や製作、写真等によって、日々の園児たちの生活や遊びの様子を紹介する「京都市立幼稚園こども展」を毎年開催しています。
今年はレッジョエミリア・アトリエリスタ(※)の津田純佳氏とコラボして京都市立みつば幼稚園で実施した活動の様子や作品等の展示も行います。
※レッジョエミリアは、イタリアのレッジョエミリア市で取り組まれている乳幼児教育哲学であり、子どもたち一人ひとりの言葉、思考、好奇心、表現を大切にしながら、主体的で対話的な学びを深めていくことを重視し、子どもたちの個性と能力を最大限発揮できる学びの環境やプロジェクト、運営などで世界的に注目されています。アトリエリスタは、レッジョエミリアのアプローチで保育者とともに子どもの創造的活動を支援し、さまざまな素材を活用したプロジェク
トを実践する専門家のことです。
展示内容
(1)3歳児・4歳児・5歳児の世界(5歳児は全員展示)
夢中になって、のびのびと思いを表した作品、様々な素材に親しみ工夫した作品を展示。5歳児では、友達と一緒に相談したり協力したりしながら思いを共有してつくることを楽しんでいる作品など、子どもたちの“心の声”が聞こえてくる作品を展示。
(2)写真のコーナー
“幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿”をテーマに、遊びや生活の中での生き生きとした子どもたちの姿を展示。
(3)「子どもたちと和紙や織物など、京都の伝統との出会いから生まれるもの…」~様々な表現を通して~
今年度、京都市立みつば幼稚園においてレッジョエミリア・アトリエリスタ 津田純佳氏とコラボして実施した活動の様子や作品等を展示。