秋季企画展「清朝文人の書画」

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
前近代中国には、「文」を拠りどころに官僚となって政治を支配し、知識人として文化を牽引した「文人」と呼ばれる人々がいた。彼らは、徹底して古典や書を学ぶことで、難関試験である科挙を突破して国家の舵取りに参加する一方、私生活ではその教養を生かし、生活の糧を得る手段としてではなく、「アマチュア」の立場で書画作品を制作し、そしてあくまで「アマチュア」であることに誇りを持っていた。

特に清朝の「文人」たちが遺した書作品には、歴代の能書を継承した正統派のもの、古文字の研究成果を反映した学究派のもの、独自の表現を追い求めた個性派のものなどがあり、絵画作品には、技巧や写実とは異なる独特の精神性が反映され、いずれからも俗人を超越した雰囲気を感じることができる。

本展では、館蔵資料から清朝文人の書画を選び出し、その魅力に迫る。

イベント情報

日時
2022年9月17日(土)~ 2022年11月23日(水)
10:00~17:00(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
場所
[その他]
観峰館 新館特別展示室
〒529-1421
滋賀県東近江市五個荘竜田町136​

JR琵琶湖線「能登川」駅下車 → 近江鉄道バス(八日市行き)で「金堂竜田口」下車→ 徒歩約15分(全所要時間約25分)
料金
一般500円 高校生・学生300円 中学生以下無料
URL
https://kampokan.com/
問合せ先
0748-48-4141
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。