KYOTO Cultural Festivalは、現代社会に生きる人間にとって文化・芸術とは何かを考え、より"血の通った"コミュニケーションを生み出すきっかけを願ったフェスティバルです。
その為に、今回、今の時代を体現する、10代から60代までの超絶HOTな他ジャンルのアーティスト10組を招集し、音楽・ダンスetc、様々な視点から"現代"を切り取ったショウをお届けします。
そして、フェスにお集まり頂いた観客のみなさんと共に、この時代にとって表現とは、音楽とは、身体とは、舞台とは何か、という問いに向き合う時間を、パフォーマンスを味わいながら作り上げたいのです。
今回、このフェスティバルの開催と同時に、京都から、そして日本から、フェスティバルを通じて国内外のアーティストとコミュニケーションをとり続ける活動を構想し、実行していく為のファンディング、"KYOTO Cultural Festival Trust"を立ち上げます。
当初私は、このフェスティバルを実現するきっかけとなった街、マリウポリの劇場にまつわるアーティストと繋がり直接コミュニケーションをとりながら、劇場の再建、または何か別の形でアートを通じたコミュニケーションをとる手段を模索する為のファンディングを立ち上げる事を考えました。
しかし、本フェスティバルを進めるに当たって、様々な方との話し合いのなかで、このファンディングは1つの国や地域にとどまらず、困難な状況下で活動を続けるアーティスト同士のコミュニケーションを模索していく事に注力したいという趣旨に変容していきました。
"KYOTO Cultural Festival Trust" は公益性のある募金や基金ではなく、あくまでフェスの代表である小倉笑と、この活動に賛同するアーティストによる文化・芸術を通した継続的なコミュニケーションを生み出す為のファンディングです。
このファンディングで集まった資金の使い道は、今回のフェスティバルを経て、この活動に賛同して頂いた方々と意見交換を行い、具体的に決めていきます(現段階ではまずは"Cultural Festival"を、京都以外の場所で行う案を検討中です。また、このフェスティバルをオンラインを通じて映像などで発信する事によって、更なる波及効果を生むことも期待しています。)。