牛島光太郎個展関連企画:トークイベント「『一枚物語』とその周辺のことについて」

ジャンル
  • 美術
  • その他
形 態
  • トーク
《一枚物語》は牛島光太郎が日常で気になっていた絵と言葉を用い、それらを組み合わせることで画面に絶妙な関係をつくりだすもので、一日一枚、6年以上に渡って描き溜められた作品は、書籍『一枚物語』(アリエスブックス刊/2020年/192頁)に纏められて出版されました。

このシリーズについて牛島は、「“イメージ」と「テキスト」が説明し合わないような作品を描き始めました。描き始めると、「イメージ」と「テキスト」が適切に説明し合わない関係をつくるのが、簡単ではないことが分かりました。相性の悪い2人の人間に、居心地の良い親密な空間を見繕うような繊細な作業です。制作にあたり、新聞や雑誌、映画やニュースなどで見聞きした場面や、日常生活で居合わせた場面をベースにしました。”(『一枚物語』あとがきより)と語ります。

クロストークイベント「『一枚物語』とその周辺のことについて」では、書籍『一枚物語』の出版に深い関わりを持つ目黒実氏・山下麻里氏をお招きし、作品・作家との出会いや書籍化にまつわるお話を中心に、「一枚物語」の魅力についてクロストークします。

■出演 
牛島光太郎 / Koutarou Ushijima 美術家 
1978年福岡県生まれ。言葉を用いた作品を制作。日本での活動に加えて、ドイツ、台湾、中国、ニューカレドニアなどで作品を発表。関西国際空港や百貨店の吹き抜け空間・ショーウィンドウなど公共空間への大規模な作品設置の他、里山や市街地でのアートプロジェクトを実施。個展、グループ展、多数。2017年より、松山市に在住。
 
目黒実 / Minoru Meguro 財団法人子ども未来研究センター代表理事
九州大学、京都芸術大学の教授を歴任。日本初のチルドレンズ・ミュージアムを、福島県伊達市を始め全国でプロデュース。近年では、絵本カーニバル、物語スコーレに力を入れている。編・著書に絵本『鳥たちは空を飛ぶ』、『祈る子どもたち』、寺山修司・宇野亞喜良との『五月よ 僕の少年よ さようなら』(アリエスブックス)などがある。
 
山下麻里 / Mari Yamashita アリエスブックス発行人
九州大学大学院芸術工学府修了。2009年、目黒実と合同会社hactを設立、「子ども」や「本」をテーマに展示・イベントの企画デザインを行う。福岡市で「生の松原子どもスコーレ」(現在は那珂川市に移転)を主宰、子どもたちにワークショップデザイナーとして携わる。2015年、アリエスブックスを設立、子どもの本の編集と装丁を行う。

■開催日時 5月7日[土]18:30〜20:00 *予約不要
■参加料 800円(「一枚物語」5枚組ポストカードつき)

イベント情報

日時
2022年5月7日(土)
18:30〜20:00
場所
[上京区]
Gallery PARC
〒602-8242 京都府京都市上京区皀莢町287  堀川新文化ビルヂング 2階

 ◯地下鉄烏丸線「丸太町」・「今出川」駅より徒歩約20分
 ◯地下鉄東西線「二条城前」駅より徒歩約18分
 ◯京都市バス 9番・50番(JR京都駅から約22分)・12番(阪急烏丸駅から約15分)・67番(阪急大宮駅から約12分)系統「堀川中立売」バス停下車徒歩1分
 ◯駐輪場・駐車場(3台) 有 ※満車の場合は近隣のコインパーキングをご利用ください
料金
800円(「一枚物語」5枚組ポストカードつき)
URL
https://www.galleryparc.com/pages/exhibition/ex_2022/2022_0503_ushijimakoutatou.html
チケット/申し込み
予約不要
主催
Gallery PARC
問合せ先
Mail:info@galleryparc.com
Tel : 075-334-5085
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。