ドラフト・ライブラリー in 明窓館 書を拾い、喋るでしかしッ!

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
京都精華大学芸術学部の教員や学生を中心に試みてきた、リベラル・アーツの視点から芸術表現の可能性を語り合い、新たな社会におけるその役割を見出す実験の場となることを目指す「ドラフト・ライブラリー」の展覧会です。

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屋外のとある場所で。

片方の大きな「黒板」では、3人の話者が1つのテーマについて、それぞれが持ちよった「本」を起点に思い思いに語り、書いている。

もう片方の小さな「黒板」では、記録者がその動向を黙々と書き、描いている。

読み・語り・書き・描くことの間で、おたがいが触発しあい、からまったり、笑ったり、チョークの粉にまみれつつ、観客も一緒になって、話は思わず転がっていく。

そうして、2面の「黒板」に散らかった言葉や図像、思考の「ドラフト[草案/下絵/設計図 etc.]」を眺めて、また1つテーマを抽き出し、次回の話者たちに繋いでいく……

2021年の春頃から、芸術学部・体幹教育の教員や学生を中心に構想し、継続的に試みてきた、芸術表現をとめどない「外」へと解き放つためのプラットフォーム「ドラフト・ライブラリー」を、京都精華大学ギャラリーTerra-Sの空間の中で再構築しながら、新たに展開していきます。

ネットやデータはひとまず脇に置き、移動自由な「黒板」と「本」をつかい、風通しのよい屋外で誰もが参加できる、京都精華大学ならではのローカル・メディア。

読書のフィジカルな拡張であり、決まった形をなさない潜在的な図書館。

来たるべき世界へ向け、広い視野で、芸術表現や知の変成をうながす相互作用の場「ドラフト・ライブラリー」を創りだすプロセスを、皆さんにも共に体験していただければ幸いです。
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プロジェクトメンバー:中村裕太、中野裕介、伊藤まゆみ、小出麻代、佐藤光儀、新道牧人、武田俊彦、久門剛史、宮永亮、山本理恵子、米原有二、劉李杰

◎関連イベント
4月4月19日(火) 、23日(土)、24日(日)
時間、場所等の詳細はウェブサイトよりご覧ください

イベント情報

日時
2022年4月19日(火)~ 2022年4月27日(水)
11:00~18:00
場所
京都精華大学ギャラリーTerra-S
京都市左京区岩倉木野町137 〒606-8588  
京都精華大学 明窓館3階

京都市営地下鉄 国際会館駅から スクールバスで約10分
叡山電鉄 京都精華大前駅から 徒歩すぐ
※大学に駐車場はございません。ご来場の際は公共の交通機関をご利用ください。
料金
無料
URL
https://gallery.kyoto-seika.ac.jp/exhibition/220419/
主催
ドラフト・ライブラリー実行委員会
問合せ先
京都精華大学 学長室グループ TEL:075-702-5263
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。