KUNST ARZTでは、2年前の初個展以来となる山下茜里の個展を開催します。
山下茜里は、皮膚さえもノイズと捉え、皮膚を剥がされたような人体表現を通して、ヒトの本質を追究するアーティストです。
剥き出しの巨大な眼球が立ち上がる「unborn No.1(2021)」、床下には血の海のように皮膚の無い人々が蠢く「beyond the skin No.1-3(2021)」など、狂気スレスレのインパクトのある表現は、染色技法を駆使し、また膨大な時間を費やして丁寧に仕上げられ、生み出されています。ご注目ください。(KUNST ARZT 岡本光博)