【京都精華大学日本画コース三回生による三人展】
植物の朽ちてゆく姿を描きたい、死んでしまった花に宿っていた精霊を悼む気持ちを込めて花束を描きたい、そう考え「死に花をさかせる」という展覧会名にしました。植物の枯れゆく儚さと亡くなってしまった後の別れ、1本1本を唯一無二の存在として、誉れある命を三人の作家が送る気持ちを込めて描きます。植物の朽ちていく過程を精霊の文字にも含まれている『あお』色を基調とした配色 で表すことで、寂しさや悲しさを感じる雰囲気と共に、作家毎の表現方法の違いや 配色の違いを含めたテーマに対する個人の見方や向き合い方の混ざり合いを描きます。
<出品作家>
加藤 日南美
2001年生まれ、愛知県出身。現在、京都精華大学 芸術学部 造形学科 日本画 コー ス在学。
須賀 菜々美
2000年生まれ群馬県出身。現在、京都精華大学 芸術学部 造形学科 日本画コース 在学。
乾陽光
2000年生まれ、奈良県出身。現在、京都精華大学 芸術学部 造形学科 日本画コース在学。