京都講談・玉田玉秀斎の「京都がたり」第五回 講談『足利義満と金閣寺』

ジャンル
  • 伝統
形 態
  • 公演
京都源流の講談の名跡・玉田玉秀斎。
初代から続く玉田家の伝統は新作講談を創作し、人々を物語の力で幸せにするということ。

四代目玉田玉秀斎が京都をテーマに、次世代に残る新作講談を創作発表する「京都がたり」。第五回は今に続く日本の伝統文化の基礎となった室町文化を花開かせた足利義満の物語。


【あらすじ】
足利義満と言えば、金閣寺、観阿弥、世阿弥、一休さん…。
今に続く日本の伝統文化の基礎となった室町文化を花開かせた義満。
この世の極楽浄土とも謳われる金閣寺を彼はなぜ作ったのか。
玉田玉秀斎がまるで『見てきたように』物語ります。

時は1368年、まだ南北朝の対立が続き、世が不安定な中、十歳となった義満は父の死をきっかけに、第三代将軍に就任しました。
あちらこちらで戦が起こり、敵味方が入れ替わる中、その類まれなる能力で義満は着々と世の中を治めて行きます。
そして、長きに渡って続いた南北朝の対立を終わらせ、1394年に太政大臣に就任。
これにより、義満は将軍で太政大臣という最高権力者となったのでした。
そんな義満がどうしても作りたかったのが金閣寺。
その金閣寺にはある思いが込められていたのです。
さらに義満は海の向こう明国に使者を送り、『日本国王』として貿易を行い、更なる富を築き上げたのです。

義満の人生五十年はまさに激動。

公卿と武家の両方の頂点に立ち
政治的にも文化的にも一世を風靡
現生の世にまで脈々とその足跡が生き続けている
足利義満の物語の数々、どうぞお楽しみに。

【出演】
玉田玉秀斎、旭堂南歩

【プロフィール】
四代目 玉田玉秀斎(たまだぎょくしゅうさい)
幕末の京都で活躍した神道講釈師・玉田永教の流れをくむ玉田家の四代目。
高校時代、スウェーデンに1年間留学。そこで日本文化に興味を持ち、帰国後、四代目・旭堂南陵に偶然出会い入門。講談の多言語化に取り組み、ブラジルでのポルトガル講談、ボストンやラスベガスでの英語講談など海外公演も。さらにジャズやアコーディオン等との音楽コラボ講談や銀河英雄伝説講談、ビッグイシュー講談など他ジャンルの講談化、またググる講談、カクカタルなど観客参加型の即興講談にも取り組む。
2016年「上方講談の一門を復活させたい」という師・南陵の思いを受け、四代目・玉田玉秀斎を襲名。京都発祥の玉田家が97年ぶりに復活した。

イベント情報

日時
2022年1月29日(土)
13:30開演
※開場は開演の30分前。上演時間約60分
場所
[下京区]
京都劇場
京都市下京区烏丸通塩小路下ル京都駅ビル内

JR京都駅「中央改札口」より徒歩すぐ
料金
前売2,000円・当日2,500円(全席自由・税込)
※未就学児の入場はご遠慮願います
URL
https://www.kyoto-gekijo.com
チケット/申し込み
一般発売 2021年11月26日(金) 10:00

・京都劇場オンラインチケット(要会員登録・登録無料)
https://www.kyoto-gekijo.com/ticket/


・京都劇場 電話予約
TEL:075-341-2360(10:00~18:00 休館日除く)
※予約後郵便振替にてご入金いただきます。チケット代のほか振込手数料、チケット郵送代が必要です。
主催
京都劇場
問合せ先
京都劇場 TEL 075-341-2360(10:00~18:00 休館日除く)
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。