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> 京都講談・玉田玉秀斎の「京都がたり」第四回 講談『角倉了以』-川で京を救った義商-
京都講談・玉田玉秀斎の「京都がたり」第四回 講談『角倉了以』-川で京を救った義商-
ジャンル
伝統
形 態
公演
令和三年度(第76回)文化庁芸術祭参加公演
京都源流の講談の名跡・玉田玉秀斎。
初代から続く玉田家の伝統は新作講談を創作し、人々を物語の力で幸せにするということ。
四代目玉田玉秀斎が京都をテーマに、次世代に残る新作講談を創作発表する「京都がたり」。第四回は川で京を救った義商・角倉了以の物語。
【あらすじ】
角倉了以という方をご存じでしょうか?
『すみのくらりょうい』と読みます。
聞いたことがないという方も、保津川や渡月橋、高瀬川や高瀬舟は聞いたことがあると思います。もちろん訪れたという方も多いはず。それら全てに角倉了以が関わっています。
元は足利家に仕える医者の家系でありながら、祖父の代で土倉経営をして大当たり。角倉了以は商人として生き、弟の吉田宗恂は医者として豊臣秀次に仕えておりました。ところが、豊臣秀吉に謀反の疑いを掛けられた、豊臣秀次は切腹。一族郎党は三条河原で処刑をされました。吉田宗恂は助かりましたが、能力のあるお方でしたので、徳川家康に迎えられました。
そんな弟を通じて、徳川家康と近しい関係となった角倉了以は朱印船貿易の一員に選ばれました。海外との交易品を探すために、たまたま行ったのが倉敷。
「せっかく来たのだから」と足を延ばして高梁川で川遊びをしていると、脇を何度も通り抜ける高瀬舟。「これは、おもしろい」
さぁ、この後一体どうなるのか。この続きは講談でのお楽しみ。
【プロフィール】
四代目 玉田玉秀斎(たまだぎょくしゅうさい)
幕末の京都で活躍した神道講釈師・玉田永教の流れをくむ玉田家の四代目。
高校時代、スウェーデンに1年間留学。そこで日本文化に興味を持ち、帰国後、四代目・旭堂南陵に偶然出会い入門。講談の多言語化に取り組み、ブラジルでのポルトガル講談、ボストンやラスベガスでの英語講談など海外公演も。さらにジャズやアコーディオン等との音楽コラボ講談や銀河英雄伝説講談、ビッグイシュー講談など他ジャンルの講談化、またググる講談、カクカタルなど観客参加型の即興講談にも取り組む。
2016年「上方講談の一門を復活させたい」という師・南陵の思いを受け、四代目・玉田玉秀斎を襲名。京都発祥の玉田家が97年ぶりに復活した。
イベント情報
日時
2021年10月29日(金)
14:00開演
※開場は開演の30分前。上演時間約60分
場所
[下京区]
京都劇場
京都市下京区烏丸通塩小路下ル京都駅ビル内
JR京都駅「中央改札口」より徒歩すぐ
料金
前売2,000円・当日2,500円(全席自由・税込)
※未就学児の入場はご遠慮願います。
※前売券が完売した場合は、当日券の販売はございません。
URL
https://www.kyoto-gekijo.com
チケット/申し込み
一般発売 2021年9月13日(月) 10:00
・京都劇場オンラインチケット(要会員登録・登録無料)
https://www.kyoto-gekijo.com/ticket/
・京都劇場 電話予約
TEL:075-341-2360(10:00~18:00)
※予約後郵便振替にてご入金いただきます。チケット代のほか振込手数料、チケット郵送代が必要です。
主催
京都劇場
問合せ先
京都劇場 TEL 075-341-2360(10:00~18:00)
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。
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