桂米團治 春秋座特別公演

ジャンル
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形 態
  • 公演
■今年の「おぺらくご」は《ドン・ジョヴァンニ》!
上方落語界の重鎮で米朝事務所の社長も務める桂米團治の特別公演。2014年に始まり2018年から3年ぶり第6回目の春秋座公演を行います。
1部では上方古典落語をきっちり口演し、2部は落語とオペラが合体した摩訶不思議なコラボ、米團治十八番の「おぺらくご」の上演。米團治が大阪弁で何役もこなし、京都フィルハーモニー室内合奏団の選抜メンバーによる演奏とオペラ歌手も出演し、春秋座ならではの歌舞伎舞台機構を駆使してお見せします。
今回の演目は、2015年に行った《ドン・ジョヴァンニ》(モーツァルト作曲)をさらに磨きをかけてお送りします。3時間のオペラが50分前後の落語に転化し、分かりやすくて抱腹絶倒の米團治の名人芸をお楽しみ下さい。女たらしのドン・ジョヴァンニが放蕩の末、最後は奈落の底へ…スペクタクルなクライマックスを是非お見逃し無く!

■歌舞伎劇場で「おぺらくご」
春秋座は歌舞伎役者の三代目市川猿之助(現二代目市川猿翁)が、大学から芸術発信のために設計した歌舞伎劇場で、現在、四代目猿之助が芸術監督を務めています。米團治は三代目、四代目両者とも共演の経験があり、歌舞伎様式を備えた春秋座で「おぺらくご」を行うことは大変意義のある企画と捉えています。そもそもオペラと落語、それに歌舞伎も和洋文化は違えども、時代は同じ18 世紀(江戸時代)に大流行。歌舞伎様式の劇場で落語+おぺら+歌舞伎の三者がみごとに融合した、春秋座ならではの「おぺらくご」は、ここでしか観られない貴重な公演です。放蕩者ドン・ジョヴァンニの結末は如何に!スペクタクルな舞台機構が大詰めを盛り上げます。肩の力を抜いて思う存分お楽しみ下さい。

【プロフィール】
桂米團治
昭和53年8月、父である桂米朝に入門。
落語家でありながら、ミュージカルやクラシック音楽に凝っていて、特にモーツァルト熱は重症で、自分をモーツァルトの生まれ変わりだと信じています。幅広い趣味を謳歌しつつも、古典落語に対しては純粋な心で向き合っています。「王道を見失わずに歩む」のが信条。上方の華やぎを大切に落語のさらなる繁栄を願って、今日も落語に邁進します。

イベント情報

日時
2021年6月5日(土)
14時開演(開場は開演の45分前)
場所
京都芸術劇場 春秋座(京都芸術大学内)
京都市左京区北白川瓜生山2-116

・京都市バス 「上終町京都造形芸術大学前」下車すぐ
・叡山電車「茶山駅」より徒歩10分
料金
一 般 5000円
友の会 4000円
学生&ユース席 2000円(座席範囲指定)
※未就学児童の入場はご遠慮下さい。
URL
http://k-pac.org/?p=12780
チケット/申し込み
▽京都芸術劇場チケットセンター
電話 075-791-8240(平日10-17時)
窓口(平日10-17時)

▽京都芸術劇場オンラインチケット
http://k-pac.org/?page_id=25
主催
京都芸術大学舞台芸術研究センター
問合せ先
▽京都芸術劇場チケットセンター
電話 075-791-8240(平日10-17時)
窓口(平日10-17時)
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。