KUNST ARZT では、2021年も最初の展覧会として、荒川朋子の個展を開催します。
荒川朋子は、毛むくじゃらの、何か神がかったかのような作品を生み出し続けるアーティストです。
本展では、山中において自身の死と向き合った体験が一つのレイヤーとなり、これまでにない自然のままの形を取り入れた「股木」、エネルギーを内包するイメージの「たくましい人」、「さるのこしか毛」、そして、壊れやすい自身を象徴するかのように卵の殻を取り入れた「たまちゃん」など、生死についての考察が作品に反映しています。ご注目ください。
(KUNSTARZT 岡本光博)