音楽的関心というよりはむしろ「環境や空間をどのように観察し得るのか」という視点からフィールドレコーディング作品を扱う、世界でも稀有な作風を持つアーティスト・角田俊也による最新展示作品『風景と声』の開催が決定。
2020年8月に東京Sprout Curationにて発表された同作品、京都「外」での再展示にあたって若干の変更を加えるとともに、来場者には本作品に準じた内容の未発表音源(CD-R)を配布致します。
初日に行われるオープニングトークでは、ベトナムの金属楽器・ゴングの研究者でありフィールドレコーディング作品も手がける柳沢英輔さんを迎え、今作品に至るまでのフィールドレコーディング観の変遷について語って頂きます。
聴覚でしか捉えようのない〈風景〉の観察を続けてきた角田俊也さんが、〈声〉に焦点を合わせた作品を発表するまでの経緯を語る貴重な機会。無料配信も行いますので、是非展示作品と併せてお楽しみください。