出品作家:橋本夏生、増田京華、松尾由紀奈、宮本美紗季、吉田優人/Kapio、水野智鶴、今井木野美、杉浦野々花、平大記、松本ことみ/琴海、橋爪陽、堀川諒人、坂本直輝、富永恵太、増田峻也、芝田佑樹、山崎祐哉
芸術学部はもとより各専攻別々であった。しかし2017 年度より各専攻を完全に統合し、入学からの1年間、専攻ではなく造形学科として共に基礎や各専攻の良さを学んできた。それによって各専攻に通ずる基礎力、そして横の深い繋がりが出来た。2年生からは、各技法に分かれて専門的に学んでいる。
ひとえに芸術学部といっても、各専攻の技法や素材はまるで違う。その違いを生かした展覧会を、学生である今のうちにやっておきたいと思いこの展覧会を開催することとなった。かつて共に学んだ仲間ともう一度同じ場所で同じ方向を見つめて制作する。洋画、日本画、版画、テキスタイル、陶芸、立体造形、映像の7専攻での異素材の合作という少し無謀かとも思える企画展だが、どうなるのかなという不安と楽しみを胸に各自制作に励んだのでぜひ我々芸術学部の、それぞれの作家の「Style」をその目で見て、素材や技法の違いをより感じて欲しい。