KUNST ARZT では、鈴木真衣子の初個展を開催します。
鈴木真衣子は、版画やアニメーションを用い、日常的なモチーフをポップにユーモラスに「分解」することで、そのモチーフに対する“思い込み”を揺さぶるアーティストです。
一般家庭の水回りに着目し、蛇口や排水口といった見えている部分以外の、給水・排水システムの存在を再認識したことをきっかけに「分解」する展開がスタートしました。
3次元だと思い込んでいるモチーフを“裏切る”形で「分断」する。この裏切り方にこそ、アーティストならではのメッセージや感性が表れています。ご注目ください。(KUNST ARZT 岡本光博)